そんなことでも!? 女同士のトラブルの要因とは?(ページ2)

女性同士って、仲が良い時はとっても楽しいのですが、あることをきっかけに仲違いしてしまうと、とってもめんどくさい関係性になってしまうこと、ありますよね?
正直、男性からしたら、“そんなくだらないことで?”と思うような些細なことでも、女性同士では大きなトラブルの要因となってしまうことも……。
そこで今回は、アラサー筆者が遭遇した、ちょっぴりバカバカしいけども、なんとなく理解できる女性同士のトラブル模様を見ていきます。

 

1日違えば、大きく違う!?

1日違えば、大きく違う!?一つ目のエピソードは、筆者の友人・Aちゃんが体験した、思わず笑ってしまうようなトラブルについて。
彼女は先日、某ブランドの新作バッグを手に入れました。
月曜日の朝、早速そのバッグを持って、会社に出勤。
周りの同僚女子から“新しいバッグ買ったの?”“それ、◎◎の新作だよね!”なんて声を掛けられ、Aちゃんもご機嫌に。
事態が一変したのは、勤続20年になろうかという先輩女性が出勤した時でした。
なんと彼女もAちゃんとまったく同じバッグを持って、出勤してきたのです!
これにはAちゃん、嫌な予感がしました……。
すでに周りは一度、Aちゃんのバッグで話題の花を咲かせた後。
当然、先輩女性のバッグに対しての一言目は“先輩、Aちゃんとお揃いのバッグですね”という言葉になります。
先輩女性の顔色が変わり、“え? どういうこと??”とAちゃんの方を見ています。
“すみません、日曜日にこのバッグを買ったので……”と言うAちゃんに、先輩女性は“私は土曜日に買ったんだから、あなたはもうこのバッグを持ってこないでね”と謎のお怒り。
購入日が一日早いか遅いかなんて、正直どうでも良いことのように思いますが、Aちゃんは“分かりました”と大人の対応をしたそうです。
その後も先輩女性から“先輩と私物がかぶるなんて、失礼よね”“私より後に買ったくせに……”とちくちくと嫌味を言われ、Aちゃん、少し凹んでいました。

 

明確な結果が出ているのに、ネチネチ……

明確な結果が出ているのに、ネチネチ……二つ目のエピソードは、筆者の友人・Bさんが体験した、女性同士ならではのネチネチトラブルについて。
ある日、会社でお客様から届いたギフトセットを誰のものにするのかを決めるじゃんけんが行われたというBさん。
社内では良くある光景で、その商品が欲しい人は立候補をし、候補者たちがじゃんけん。
勝者は商品がゲットできる仕組みなのだそう。
Bさんもかつてこの仕組みによって、商品券やスキンケアアイテムなどをもらったことがあると言っていました。
今回のギフトセットの中身はワイン!
お酒を飲まないBさんは立候補せず、候補者数名でじゃんけんをした結果、総務課の女の子が勝者となりました。
が、戦いはここから!?
候補者の一人であった経理のお局が総務女子に対して、口撃を仕掛けたのです。
“あら? あなた、普段お酒飲まないじゃないの。ワインなんてもらってどうするの?”
“最近の若い子は、年上に対する敬意とかがないわよね。まったく……”
“あぁーあ、仕事のストレスを美味しいワインで発散しようと思っていたのに。だいたい誰のせいで仕事のストレスがあると思ってるのかしら”
などと、ネチネチ小言を周りの人にも聞こえるボリュームの独り言でつぶやき始めたお局。
同僚たちは“そんなにワインが欲しかったの!?”と少々あきれ顔ですが、当事者である総務女子はいたたまれなくなったのか、“あの、よろしければ、お譲りします”とお局に声を掛けました。
ところがお局の機嫌は収まらず、“いいのよ、あなたがじゃんけんに勝ったんだから。だいたい今これで私がワインをもらったら、なんだか奪い取ったみたいじゃない。そういう気の利かなさをなんとかしなさいよ”と、却って怒らせてしまったそうです。
いやいや、じゃんけんで勝っているんだから、それでもう決まりでしょ!?
と言いたい気持ちをぐっと堪え、今も総務女子はお局のネチネチ攻撃に耐えているんだとか……。

見てもいないスペック勝負とは?

見てもいないスペック勝負とは?三つ目のエピソードは、筆者の学生時代の知人の身に降りかかった出来事です。
同じサークルに所属していたCちゃんとDちゃん、二人の女の子に、偶然、夏休み中に彼氏ができました。
夏休み明けのサークルの飲み会は、その話題で持ち切り!
“初デートはどこに行ったの?”“どこで知り合ったの?”なんていう浮かれ気味の質問が飛び交います。
その度に、交互にそれぞれのエピソードを回答するCちゃんとDちゃん。
ところが、“彼はどんな人なの?”という質問を皮切りに、事態は急展開します。
“彼は◎◎大学の人で”とCちゃんが名前を出したのは、日本でその名を知らない人がいないくらいの超有名大学。
それに対し、Dちゃんは“彼の家は●●にあって”と、これまた超セレブ街で知られる街の名を披露。
Cちゃんが“見た目は芸能人で言うと……”とイケメンであることをアピールすれば、Dちゃんは“英語にフランス語、スペイン語も話せるんですよ”と、彼の多才ぶりを語ります。
周りはこの時点で、ドン引き……。
だって、言ってしまえば、ただの飲み会での話題ですものね。
それなのに、誰も見たこともない謎の彼氏のスペックを次々に挙げられても、困惑してしまいます。
先輩が“まぁまぁ、二人とも彼氏ができて良かったね”とその場を収めたものの、CちゃんとDちゃんは以来、険悪なままなのだとか。

 

いかがでしたか?
今回は、そんなことでも!? と思うような女性同士のトラブルの要因が分かるエピソードをご紹介しました。
傍から見ているとくだらないことでも、当事者にとっては大ごと!?
女性同士の関係性は、なかなか難しいものですね。