大好きなパートナーに可愛いと思ってもらいたい。
気になるあの人に、どうにか振り向いてもらいたい。
その気持ちが強すぎるあまり、「勘違い」に走ってしまっていないでしょうか。
今回は、特に女性がしてしまいがちな「勘違い」を知ることで、素敵な恋愛をするためのヒントをシェアします。
「愛されキャラ」、無理に演じていませんか?
わざと幼い振る舞いをすれば、あえて高い声で話せば、みんなから「愛されキャラな自分」を演出できると考えている方がいるかもしれません。
もちろん、甘えられることで嫌がる男女は少ないと思います。けれど実際のところは、男女ともに好印象とは言えないよう。何より、ある程度年齢を重ねた女性がこのような態度を取ってしまうと、相手の目には「痛々しく」映ってしまうかもしれません。
また、女性特有の甲高い笑い声や鼻にかかったような話し声も、男性にはあまり好印象を受けづらい傾向があります。いちど、ご自身の話し方や声の高さを点検してみるのもおすすめです。
その洋服を買ったけれど、カードの明細は大丈夫?
「今年のトレンドだから…」
「デザインがかわいいし、みんなが着ているから…」
このような理由によって、自分には似合わない(もしくは見合わない)ファッションをしていませんか?
どれだけ街中で流行っている洋服やバッグ、小物であったとしても、すべてがあなたに似合うとは限りません。
または、「上品に見られたい」と思うあまり、(ファッションに疎い男性でさえ知っているような)ハイブランドのアイテムばかりを身につけるのも、時として注意が必要かもしれません。
ハイブランドのアイテムを日ごろから買うだけの経済力があれば、問題ないと思います。しかし、そうでない場合には、無理して「背伸び」をする必要はないと私は考えます。また、男性にも「お金がかかりそうな人」という印象を与えてしまいかねません。
ファッションは、何を身につけるかではなく、どう身につけるか。
ぜひ一度、ご自身のワードローブを点検してみてはいかがでしょうか。
「近所のおせっかいなおばちゃん」になっていませんか?
女性同士の会話では、ファッションやメイクアップ、恋愛などについて、カジュアルに話をしたり聞いてもらったりする機会が多いかと思います。
また、「このような女性になれたら素敵だろうな」と、憧れを抱くことだってあるかもしれません。
ただし、「私は、女性の憧れや目標になっているから」という「勘違い」から、物事や人のことをジャッジしたがる人がいます。
人からアドバイスを求められた際に、
「こうしたほうがいいよ」
「〇〇さんはこういう性格らしいから、付き合うことはやめたほうがいい」
などと、自分の意見や考えを述べることは誰にでもあります。
けれども、いくら気心の知れた同性の友達だからと言って、あまりに踏み込んでしまうのはスマートではありません。あなたと相手は、好みや性格、考え方や感じ方がまったく同じなんてことは、ありえないのです。
「私はあなたのことを何でも知っている」というような、姉御肌ぶった言動や振る舞いがないかどうか、点検をしてみましょう。
あなたは、「恋愛コンサルト」か何かですか?
「彼との関係、どうしたらいいの?」
なんとなくツイートしてみたら、
「私の場合はこうだったなぁ~」
「私が話、いつでも聞いてあげるよ?」
と、自分の武勇伝を語ってくる女性、あなたの周りにはいらっしゃいませんか?
自分の経験談を語ったり、相手の恋愛に「アドバイス」をしたりする女性は、自分のことを恋愛のプロだと「勘違い」している傾向があります。
- 友人の彼のことをよく知らないのに、「別れちゃいなよ」と簡単に言ってしまう
- 恋愛は、とにかく「経験した数」が大切だと考えている
- 自分の恋愛に関する経験談や価値観を、とにかく押し付けてくる
- 彼や合コン相手の学歴や職種に、異常にこだわる
- (彼とその女性が友人の場合)彼女の知らない「彼の姿」ばかり話す 等
恋愛経験が多い人が、必ずしも恋愛上級者というわけではありません。
また、むやみに人の恋愛に関する話題に首を突っ込んだり、自分の価値観や考えを押し付けたりすることは控えましょう。それは、いくら相手から「あなたの意見を聞かせて欲しい」と言われたとしても。
だって、あなただって自分の恋愛にあれこれケチをつけられるのは嫌でしょう?恋愛は、相手の異性によって経験がまったく異なるもの。得意げに、自身の経験を誰かに、あれこれ話すことは控えましょう。
自分のことを客観的に見る目を養おう
いかがでしたか?
これまでお話ししたような「勘違い」って、なかなか自分では気がつきにくいものかと思います。ですから、「勘違い」に気がつかないまま、友人がどんどん離れてしまうのは避けたいところ。
「私は、とても魅力のある人だから」
自分に自信があること、自信を持っていることは素敵なことです。
けれども、その自信が「勘違い」によって空回りしてしまわないよう、時には冷静に、自分のことを見直すことが必要ではないでしょうか。