漆黒の闇を歩く、御戒壇めぐりに出かけませんか?

漆黒の闇を歩く、御戒壇めぐりに出かけませんか?

漆黒の闇を歩く、御戒壇めぐりに出かけませんか?

御戒壇めぐりをご存知ですか?お寺の仏堂内陣の縁の下にあたる暗い所をめぐり歩くことなのです。真っ暗な細い回廊を歩くというのは勇気がいりますね。お化けが出るとかではないですよ。ご心配なく!御戒壇めぐりと言えば、長野県の善光寺と京都の清水寺が有名ですよね。お寺によって【戒壇巡り】や【胎内巡り】、【胎内くぐり】と呼ばれています。心身の清めや極楽浄土へ往生することができるそうですよ。また、漆黒の闇を手探りで進むことで普段の体験では味わえない、感覚や発見があるようです。では、御戒壇めぐりをご紹介します!

 

①木之本地蔵院(滋賀県)

「おんかーかか びさんまえい そわか」と唱えながら、木之本地蔵院!

①木之本地蔵院(滋賀県)
木之本地蔵院をご紹介します!戒壇巡りの長さは、31間(56.7m)あるそうです。地蔵菩薩真言の「おんかーかか びさんまえい そわか」と唱えながら、漆黒の闇の回廊を歩いていくとのこと。戒壇巡りは、【積み重ねた罪障(悟りを開いたり、極楽往生したりするうえで、妨げとなる罪)を取り除くための精神修養の道場】だそうですよ。また違ったお寺巡りができますね!足を運ばれてみてはいかが?

詳しくはHPを!
木之本地蔵院(滋賀県) :http://www.kinomoto-jizo.com/

 

②善光寺(長野県)

別の名は、【胎内巡り】、善光寺!

②善光寺(長野県)

善光寺をご紹介します!善光寺「お戒壇めぐり」の長さは約45m。こちらの御戒壇巡りは別名で胎内巡りと呼ばれているそうです。ロの字型にめぐる暗黒の回廊となっています。真っ暗なので、とても心細いですよね。迷子にならない秘策は壁から手を絶対に離さないこと。とにかく、壁を触っていましょう!御本尊の下にある極楽の錠前に触れば、極楽浄土が約束されるそうですよ。余談ですが、善光寺の文字の中には、ハトが隠れているそうです。全部で5羽。また、【善】の中には牛の顔があるそうです。見つけてみるのも面白いですね!また違ったお寺巡りができますね!足を運ばれてみてはいかが?

詳しくはHPを!
善光寺(長野県) :http://www.zenkoji.jp/

 

③清水寺:随求堂(京都府)

梵字が刻まれた石を廻しながら祈る、胎内巡り、清水寺:随求堂(ずいぐどう)!

③清水寺:随求堂(京都府)
清水寺:随求堂をご紹介します!ここ隋求堂は清水寺にむかう、道中にあります。くれぐれも、通り過ぎないでくださいね!胎内巡りというのは、大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)様の胎内をめぐるということです。漆黒の闇の中を、壁に張り巡らされた数珠を頼りに、梵字(ハラ)が刻まれた随求石を廻しながら拝むことで、願い事を叶えられるといわれています。でも、このお祈りを忘れてしまう、うっかり屋さんが多いそうなので、足を運ばれた際は、願い事をお祈りすることをお忘れなく!諸願成就ですよ!

詳しくはHPを!
清水寺:随求堂(京都府) :http://www.kiyomizudera.or.jp/

④甲斐善光寺(山梨県)

ご本尊様と 御縁を結ぶ、甲斐善光寺!

④甲斐善光寺(山梨県)
甲斐善光寺をご紹介します!こちらの回廊は【心】という字をかたどられているそうですよ。漆黒の闇の中を壁伝いに鍵を探します。それはご本尊の足下にあり、極楽のお錠前と呼ばれています。これに触れるとご本尊様と 御縁を結び、極楽浄土に行くことができるとのこと。余談ですが、こちらには鳴き龍がおります。金堂中陣天井に巨大な龍が二匹描かれておりますが、その下で柏手をすると、龍の声が響いてきます。一度お試しあれ!また違ったお寺巡りができますね!足を運ばれてみてはいかが?

詳しくはHPを!
甲斐善光寺(山梨県) :http://www.kai-zenkoji.or.jp/

 

⑤宮島大聖院(広島県)

「南無大慈大悲観世音菩薩」と一心に唱えながら、宮島大聖院!

⑤宮島大聖院(広島県)
宮島大聖院をご紹介します!広島の宮島にある、大聖院。入口は左手、出口は右手になっています。「南無大慈大悲観世音菩薩」と一心に唱えながら、左手沿いに壁をつたって漆黒の闇を歩いていくと、御本尊十一面観世音菩薩様にお参りすることができるとのことです。自分自身を省み、積み重ねてきた罪障を取り除くことができるそうですよ。また違ったお寺巡りができますね!足を運ばれてみてはいかが?

詳しくはHPを!
宮島大聖院(広島県) :http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

 

⑥善光寺東海別院(愛知県)

極楽をこの世で拝める善光寺!

⑥善光寺東海別院(愛知県)
善光寺東海別院をご紹介します!正式名称「双蓮山善光寺」というそうです。御戒壇巡りで暗闇に入って行くことは同じなのですが、他とはちょっと違うようです。実はこちらのお寺さんは、極楽浄土のありさまが立体的に拝めるそうなのですよ。勿論、仏さまとご縁を結び極楽往生のお約束ができるとのことです。また違ったお寺巡りができますね!足を運ばれてみてはいかが?

詳しくはHPを!
善光寺東海別院(愛知県) :http://www.zenkoji.com/

まとめ:

御戒壇めぐりをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?漆黒の闇の中、手探りで回廊をまわるということは、心身の清めや極楽浄土へ往生することができるそうなのでご利益がありますね!足を運ばれてみてはいかがでしょうか?また一味違ったお寺巡りができますね!