韓流アイドルに学べ!恋愛の極意 ~または韓流ブームへの一考察~(ページ3)

 韓流ブームが来たのはもう4、5年前でしょうか。
我が家で一番初めに韓流ブームに乗っかったのは三歳年下の妹でした。

妹が最初にはまったのは 東方神起
色々ごたごたがあって東方神起が解散して二人になってからはBIGBANGにも手を出したりと、その熱狂ぶりには凄まじいものがありました。

妹は私の三歳年上の姉を巻き込んで島根の片田舎から京都、大阪、広島等の都市へとライブの為に幾度と無く足を運び、家に帰ってきたらライブのDVDを「ここ!ここ見て!すごくかっこいいでしょ!」と同じ部分を何度も巻き戻して見る始末。

なぜこんなに妹が韓流アイドルにはまったのか分からず、
「うーん、ついてゆけぬ・・・」という感じで見守っていた私ですが、妹と一緒にライブDVDを見ているうちに、
「ああ、なるほどな」と思える部分も出てきたわけです。
そこには私達 女子も見習うべきモテテク(?)
みたいなものが見え隠れしているようにも思えました。

かっこいいけど・・・

私が東方神起のライブDVDやラジオ音源やYoutubeの動画を見てて思ったのは、 「なんかかわいい」ということです。

具体的に言うと、話し方です。
彼らは韓国から日本に来たばかりで、たどたどしい日本語、韓国語なまりの日本語を話すわけです。

東方神起は
「元々は韓国のアイドルグループだけど、日本でもデビューし、韓国と日本で芸能活動をする」
という形で日本にやってきたようだったので(うろ覚え)、通訳さんが居るわけでもなく、 一生懸命日本語を勉強して、日本語の歌詞を覚えてやっと日本デビューしたようなそんなグループらしいのです。日本人が好きそうな「努力家」という面も持っている彼ら。

とはいえそこは彼らも生粋の韓国人なので、完全な日本語、というわけにはなかなかいきません。
特に「ざじずぜぞ」の発音が難しいらしく、「じゃじじゅじぇじょ」みたいな発音になってしまっていて
そこがまた可愛いのですね。

歌も上手だしダンスも上手いし、
兵役という制度があるせいか日本のアイドルに比べて筋肉質で腕も足も長い(多分に偏見が入っていると思われる。私の。)彼らですが、
しゃべり方は少し子供っぽくて可愛い。
ギャップ萌え的な要素も入っているわけですね。

見習うべき点・取り入れるべき要素

やはり素直で一生懸命でそれでもどこか抜けている部分というものを発見したときに人は「かわいい」と思うものではないでしょうか?

彼らの場合は「話し方のたどたどしさ」が
 逆に魅力になっていたわけですが、
この場合「一生懸命話そうとしている」「背が高い」「ダンス・歌が上手い」という要素があるからこそ私も、
「これだけ色々できるのに、なんかかわいいな」と思ったわけです。

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    好きな人をどうやって振り向かせよう、と悩む人は多いかと思います。

    でも使い古された策を弄して誰かを手に入れようとしたり、何でも完璧にこなそうとするより、
    好きな人の前で素直でいること、
    恋でも仕事でも何でもいいから一生懸命に取り組むこと。
    そしてその過程でちょっとした失敗をしたり、抜けているところがある。

    そういう人のほうが、愛されるのではないかと思いました。