流行が顕著に現れる街・原宿
こんにちは。サラでございます。
今回はちょっと趣向を変えて、体験記風の投稿にしてみようと思います。
突然ですが私は、黒いです。
いえ、腹が、とか、内面が、ではなく。
いや、もしかしたらそうなのかもしれないんですけど、今回言わんとしていることはそのようなことではなく、服の話なんです。
クローゼットの中身が混沌の闇と化し、そのパンドラの箱を開けば目の前が夜になる。おわかりいただけただろうか。
「ゴスロリが似合いそう」「光を集めそう」「お葬式に行くの?」
肯定的とも否定的とも取れる友人たちの言葉に、ひとつ反論を許されるのなら、そう、私は別に、服に無頓着だから黒しか着ないのだ、という訳ではないのです。(オシャレかどうかと聞かれると泣きたくなりますが)
いわゆる、昭和モダンとでも言いますか。
モガやら、レトロ、洋画の「ティファニーで朝食を」のような世界観、大人びた雰囲気…が好きなのであります。
学校が近いのを良いことに、思い出横丁で一人飲み歩いた事もあります。思い出横丁とは新宿にある、昭和的な居酒屋がたくさんある通りです。(ちなみに私は平成生まれな為、実際昭和には何の思い出もありません)
「古風なロマンチスト」とでも呼んで下さい。嗚呼、古風なロマンチスト……!自分でも末代までの恥のように思います!
話は変わりますが、近頃は真っ黒でなくとも、ポイント程度のサシ色のものなら進んで着るようになりました。
最近、可愛い!と思うとそれが流行ったり。
例えば、去年の夏なんてそうですね。
こういう感じの、花丸みたいな模様の服が流行りませんでした?
出かければスカートやチュニックがこの模様の人をかなり見かけた記憶があります。
この、黒地に白い花丸のタイプのワンピースが「レトロで可愛い!」という風に思え、私も買ったんですよね。
ところで、原宿には行かれますか?
私は、流行りの服が安く手に入るところが好きで時々行くのですが、ここはまさに流行の地ですね。
流行りのアイテムが所狭しと並べられ、道行く人々も相当な割合で流行のアイテムを身につけています。
流行が顕著に現れる場所であるここは、行けば何が流行っているのかわかる場所にも思えます。
去年の冬の流行はネコ耳帽子!
じゃ、ありませんでした?(まだ流行ってる?)
私、原宿は概ね好きなのですが、人混みがどうにも苦手です。
行ったことある方ならわかると思いますが、すごいんですよね。
私は友達とは行けません。大変だと思ってしまいます。
ゆっくり、ゆっくりと、人々をなぎ倒していく妄想をしながら、流れに身を任すしかありません。
去年の冬、その人混みを見渡すと、もうその人々の7割ぐらいがネコ耳帽子を被り、一概にニャンニャンしていたように思います。
まさに猫も杓子も、といった感じでしょうか。
猫耳適齢期である女子高生は勿論のこと、猫耳適齢期を遥か通り過ぎたような、私の母の年代と伺え得る方まで子猫ちゃんであらせられました。
ナウいな、と思いました。
猫耳ベレーは私も可愛いと思って買ってしまいましたが…
では、今年はどうなのか。
マリンが大流行
白と青の涼しげなボーダー。
ギンガムチェック。
オフショルダーにペンシルスカート…
そう、ご存知の通り、今夏は涼しげなマリンルックスタイルが大流行。
マリンかどうかはわかりませんが、私は是非最近購入したギンガムチェックのワンピース、カンカン帽、花のネックレスの流行3点セットで原宿に行きたかったのです。
流行の商品を(珍しく)購入しウキウキしていましたが、私が原宿に出向いたのにはもう別の目的があったからです。
それはセーラー襟の商品を購入することでした。
マリンファッションの魅力
まずはこのお話から。
今年の大流行スタイル・マリン。
なんとも涼しげで可愛いですよね。
マリンスタイルの魅力については、以下のようなものがあげられるようです。
1.涼しげで爽やか!
夏らしいファッションと言えますよね。
デートなら鉄板で失敗が少ないファッションではないでしょうか。
私が言うのもなんですが、春や夏に爽やかな色を身につけている人を見るとハッとします。
2・カジュアルでも甘めでも!
ズボンやサングラスなどと合わせ、一気にカッコカワイイ夏のカジュアルスタイルに。
また、レースのついたようなトップスにロングスカートなどの組み合わせで、ガーリーなファッションにも出来るから便利です。
3・大人可愛い!
太目のボーダーのシャツにデニムなど、職場で着ていてもなんら違和感なくお洒落に見せることが可能。
働きながら流行を取り入れることが出来ます。
使いやすさと可愛さを兼ねそろえたファッションと言えるのではないでしょうか。
そして、私が一目見るなり気になっていたセーラー襟なる商品。
原宿にいっぱいありました!
でもね!実際すごかったです、今、こういう商品でいっぱい。
それにスタンダードな白から黒いワンピースまで含めれば、かなりの人が着ていました。
驚いたことに(私が遅れているだけか)、セーラー襟のみの販売もありました。
リボンやネクタイといった感覚です。どう組み合わせるか…コーディネートの幅が広がって面白そうですね。
「なんとなく清楚に見える」
「ファンシーで可愛い!」
「コスプレっぽくて、かつそこまで強烈じゃない」
セーラー襟に対する魅力の世論です。
私もセーラーが好きで、「セーラー服の学校に行けばよかった」と今更ながら思います……私の学校はブレザーだったのです。
セーラー襟に潜む最大の問題
まあそうだろうとお思いでしょうが…
そう、セーラー襟商品に潜む最大の問題、最大のネック。それは年齢です。
つまり、「高校生を過ぎてセーラー襟は痛くはあるまいか」ということ。
私だって書いてて胃が痛いですよ。
ほんの4、5年くらい前までは高校生だったんですよ、私だって。
これに関しては、ネットなどでも賛否両論、あーだこーだと意見が飛び交っています。
ダメ派のだいたいの意見を総合すると、
「コスプレに見える。高校生、いや、20代半ばぐらいまでで似合ってればまだセーフ。そうじゃないとちょっと引いちゃう」
といったところでしょうか。
私はセーラーのお導きのままに購入してしまいましたが、そこのところの意見も覚悟していました。
ちゃんと線引きはしているつもりです。
・目上の方の多い場所では控える
・ドレスコードのある場所では着ない
・理解のなさそうな人に感想を求めない
こういった気配りさえあれば大丈夫かと思われます。
勿論、「可愛いと思ったものを着て何が悪い!!」という意見も多数ありますので、流行ってるうちに着るのも吉なのではないかと思います。
私も一目惚れ購入のクチですからね…
と、言う訳で。
長くなりましたが、現在流行中のセーラー襟について語らせていただきました。
私の片腹痛い駄文につき合わせてしまい大変失礼いたしました。
ですが、流行中のマリンやセーラー襟を取り入れたい、また、この先流行が知りたい!スカウトされたい!とりあえずクレープが食べたい!というなら是非原宿に足を運んでみてはいかがでしょうか。
そういえば、1950年代風のレトロなイメージを取り入れた「ピンナップガール」なるファッションも流行すると言われていた…これはチェックせざるを得ない。
れでは、また機会がありましたら。