婚活三千里。お見合いパーティーが続くと上手くいかなくなる原因3つ

婚活三千里。お見合いパーティーが続くと上手くいかなくなる原因3つ

■婚活を続けていると生まれる疲労感って?

以前、ご紹介したこともある婚活疲労

婚活を長く続けていると、やっぱり感情の波って出てきますよね。

結婚したい!と思って始めた婚活。だけど、待って。よくよく考えてみたら、私って本当に結婚したいの? というか、どんな人と結婚したいの? 結婚って何…?

と、終わらない婚活の中で無限ループが生まれることもしばしば。

特にお見合いパーティーでの婚活をしている場合、お見合いパーティーで何にも次に繋がらなかったとき「私って…私って……」と考えだしてしまいますよね。

お見合いパーティーへ行き過ぎると上手くいかなる原因を、考えてみましょう。

 

→[次]軸がぶれていく

 

  軸がぶれていく

 

お見合いパーティーでは、非常に多くの人と出会います。

色んな性格の人がいて、容姿もそれぞれ違います。

その中から、私たちは「この人はなんか違う」「この人は優しいけど顔が微妙」など、誰とカップリングしたいかを決めていくのです。

そして、自分の価値観から「この人!」と決めた相手とカップリングできたらいいでしょう。

ですが、いいなと思った人とカップリングできなかったら、どう思いますか?

「もしかして私、高望みしすぎた?」

そう思ったら、次のお見合いパーティーでは甘い見方で誰とカップリングしたいかを決めていくと思います。

「前回はダメだったから、この人だったら私とカップリングしてくれるかな?」

期待して投票した結果、見事カップリング! …でも、基準を甘くして決めた相手に魅力を感じられず、フェードアウトしていってしまう…という事態も起こり得るでしょう。

というのも、甘くした基準に自分が納得していないから。

おそらく、自分の中にある絶対に譲れない基準がわかっていないために起きる出来事です。

自分のこれまでの基準を見直さなければいけなくなったとき、どこまで許容できるかがわからずに、少しずつ加筆修正をしていきます。

一度修正した部分を、また変更していくこともあるでしょう。

婚活の中で相手を選ぶ基準となる軸がしっかりと定まっていないため、何度もお見合いパーティーに参加しては「なんか違う…」を繰り返していくのです。

 

→[次]慣れてしまう

 

  慣れてしまう

 

お見合いパーティーに行く人は、日常生活に出会いがないから行くという方が大多数を占めているでしょう。

ですが、お見合いパーティーに生き続けると常に出会いがあり続けることになるのです。

ある意味、お見合いパーティーが自分の日常の中に入り込んでしまった状態ですね。

そのため、「出会いがないから探さなきゃ!」という状態から「この出会いの中で誰を選ぶか」という状態へと変化していきます。

婚活に焦りを感じつつも、この出会いの多さに慣れていってしまうのです。

そのため、新鮮さが失われて、だんだんと数をこなしていくだけになってしまう危険性があるのです。

 

  肉体的・精神的・資金的に疲弊してくる

 

女性のお見合いパーティーの参加費はとても安いと言われていますが、そこまでの交通費やら使う時間、たまに参加するお金のかかる婚活イベントなどに参加すると、薄給の身ではつらいものがあります。

仕事終わりに参加するお見合いパーティーも、休日に参加する婚活イベントも、自分の時間を削って婚活にのめりこむのは危険です。

人間は成果の上がらない事柄にやる気を保ち続けることができません。

目標があり、結果がついてきて、やる気が出てくるのです。

婚活の目標は結婚。

結婚するまで婚活は続き、結果が出るのが長引いてくるとやる気はどんどん失われていきます。

自分の時間は持てないし、お金は減っていくし、それなのに何も報われない!と考えると、疲れてきますよね。

それでも踏ん張れる人はいいのですが、そうでない場合は息抜きをする方法を考えましょう。

 

→[次]ちょっとだけ?蛇足

 

■ちょっとだけ?蛇足

婚活が長引くと、お見合いパーティーのことを考えただけでブルーになる日がちょくちょく出てきます。

婚活イベントが終わってからでもやる気が残っているときもあるのに、この周期は不思議なものです。

なんでお見合いパーティーじゃ「いいな」と思うことが難しんだろう? あれ、私ってもう人を好きになることないのかな? なんて、センチメンタルなことを考えましたが、なんてことはない。ただ、時間が足りないんですよね。

お見合いパーティーで相手とお話しできるのはだいたい10分程度だと思っています。

これもフリータイムにきてくれた場合のみです。

自己紹介のみの印象で決めるなら、2,3分で相手の可否を決めるわけです。

そして、これは個人的な特徴になるのですが、第1印象で良いと思わなければ、たとえ相手がフリータイム中にきてくれたとしても「嬉しいな」と思いつつ、「でもカップリングはしたくない」と最終投票時に番号を書くことがありません。

嬉しい=いいな、には繋がらないんですね。

お見合いパーティーで好感度をあげるのはとても難しいと思います。

たとえば結婚するには好感度100が必要で、恋に落ちるためには好感度80が必要だとするでしょう。

お見合いパーティーでは好感度20しか稼げないと思います。

とてもタイプ!と思っても、一目惚れしたことがある方でなければ好感度50くらいまでしか上がらないかなと思います。

普通に出会ったら好感度80にいくような人物でも、「そんな人がお見合いパーティーにくるはずない。サクラかもしれない」というリミッターがかかるもの。

初めから恋に落ちる、というのはお見合いパーティーでは珍しいでしょう。

そのため、結婚するなら恋愛感情も必要だと考えている方は、お見合いパーティーで「好きな人」を探してしまい、上手くいかないのでは?と思います。

出会い初めから恋に落ちている必要はなく、ただなんとなくいいなと思っているだけで、だんだんと連絡を取り合ううちに良い仲になるかもしれません。

早期見極めが必要となる婚活ですが、相手に好意を持つのはそんなに簡単なことではない、ということを忘れないでください。

良きも悪いも、時間がかかって見つかるもの。

長い目で見つめることも必要なんじゃないかなぁと思う、この頃でした。

 

それでは、素敵な婚活ライフを送って、幸せな未来を掴んでください。

 
banner