婚活の悩み。相談するのに親も親友もダメ?

婚活の悩み。相談するのに親も親友もダメ?

■婚活について人に相談するか、否か

マスコミの力でだいぶ世間に浸透してきた婚活という言葉。

実際に婚活している人にとっては珍しくもなんともない言葉ですが、そうでない人にとっては「婚活という言葉は知っているけれど別世界のこと」という認識が強いですよね。

たとえば友だちや家族に婚活している旨を話すと、「えっ!?」と驚かれることがままにあります。

そして、そのあとに続く言葉は私たちを励ますような言葉と心配する言葉、または嘲笑のどれかでしょう。

ずっと一人で婚活していると、行き詰った時に悩んで悩んで、袋小路に入ってしまうこともあります。

そんなとき、誰かの助言がほしくなるでしょう。

親や兄弟、友人など。

けれど、婚活について人に相談することはほとんどの場合、良い方向に働きはしないのです。

 

  良い励まし方?

 

たとえば状況が上手くいっていないとき、「婚活しているの」と告白して、相手はどんな言葉をかけてくれるでしょうか。

「そうなんだ! がんばって!」と開口一番に言ってくれる人は、そんなに多くないはず。

「え、なんで婚活なんてするの?」と言われる方が多いのではないでしょうか?

なんでと言われても、結婚願望があり、なおかつこのまま普通に過ごして結婚できるという可能性が低いから婚活をする…と説明してもわかってくれる人はいません。

「いつか良い人が現れるよ」「婚活する必要なんてないよ」と励ましてくれる、良い方々もいらっしゃるでしょう。

ですが、その人たちが本当に心から何もしなくてもこの人には良い人が現れると思っているかどうかは謎です。

婚活しなければ結婚相手に出会えないということは、自然にしていては結婚することができないということを認める結果になります。

そのことが本人を傷つけると思って、優しい言葉をかけてくれるのかもしれません。

けれど、よく考えてください。

いつか良い人が現れる→いつかっていつでしょうか? 結婚したいときに理想の結婚相手が現れてくれる保証なんてどこにもありません。

婚活する必要なんてないよ→婚活する必要があるかないかは自分で決めるものです。それを人から言われて、「そっか!」と婚活を止め、後から後悔することにはなりませんか?

慰めてくれる優しい方々に感謝はしつつも、彼らの言葉に甘えてはいけません。

婚活せずにいたらずっと一人身だった…あのとき、あんなこと言うから!と人を責めることはできません。

言われて婚活を止めたのは自分なのですから。

周りの言葉に振り回されず、「婚活しなくても大丈夫だよ」と言われたら(本当にそうか?)と考えてみてください。

 

→[次]心配する人たちに惑わされる

 

  心配する人たちに惑わされる

 

「婚活しなくても大丈夫だよ」と声をかける人たちと同じように、あなたのことを思って心配する人たちもいます。

婚活現場は毎回知らない人と知り合っていく、ということ。

これに心配する人たちはとても多いです。特に過保護な親なんかは「大丈夫なの?」と気に掛ける場合が多いでしょう。

確かに婚活現場には色々な人がいますし、まったく危険がないとは言えません。

けれど、この危険は普通に暮らしていても有り得ることです。

ちょっと特殊な場所に行くから大きくクローズアップされがちですが、これも自己防衛でなんとかなるもの。

「この人、危険だな」と思ったら近づかないというのは、たとえば街中で変な人を見かけたときにとる行動と同じですよね。

婚活する人たちは皆、成人した大人です。社会人です。

心配されることはとてもありがたいことですが、危険かどうかは自分で判断し、危険な目に合わないようにするためにはどうすべきか、危険な目にあったときはどうすべきかはわかっているでしょう。

これがわかっていないなら、確かに婚活はするべきではないでしょうが、いつまでも親や友人に守ってもらえるわけではないと考えましょう。

 

  婚活をするのは悪いこと?

 

たまに、婚活していることを告白すると「そんなのやってるんだ?」と笑う人もいます。

結婚を目的に、真面目に始めた人にとってはムカっとくることですよね。人によっては傷つくこともあるかと思います。

「婚活は普通に過ごしていて結婚できない人がやること」と考えている人が多いのかもしれません。

実際、そういった方々が多いでしょう。

結婚を考えたとき、周りに相手がいないから婚活をするというのは、もう婚活をやっている身としては当たり前です。

けれど、自然に出会い、自然に結婚へと繋がった人にとっては婚活が理解しがたいところがあるのかもしれません。

「なんで私だけ、この人と同じように普通に出会って、普通に結婚ができないんだろう…」と考える必要はありません。

婚活に参加しているほとんどの方が、同じ境遇です。

自分だけ婚活しなければ結婚できないというわけではなく、結婚したい!と思っても周りに結婚相手がいないというのは誰にでもあることなのです。

だから、落ち込むことはありません。

世の中、いろんな人がいるんだけどなぁと思いつつ、相手の言葉を受け流しましょう。

 

→[次]ちょっとだけ?蛇足

 

  まとめ

 

さて、じゃあ人に相談しない方がいいの?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

自分一人で抱え込むからこそ、どんどん悪い方へ考えが転がってしまうことが多いのです。

特に上手くいかないときなど落ち込みますよね。

そういうときは誰かに話した方が気持ちの整理もできるし、自分の悪い点についても相手から指摘を受けて気付くことができます。

だから、婚活は一人で抱え込むより周りと共有した方がいいのです。

私としては、婚活仲間を作ることが一番だと思っています。

それも、落ち込み始めてから探すのではなく、婚活を始めたばかりのときからいる方が気持ちが沈むことがあまりありません。

お互いの情報交換もできますし、自分のダメなところも指摘してくれ、そして励ましてくれる相手がいるのが理想的。

現実に出会うのは難しい!という方は、ブログから探してみてはいかがでしょうか?

意外に良い仲間に出会えるかもしれません。

 

それでは、素敵な婚活ライフを送って、幸せな未来を掴んでください。

 

■ちょっとだけ?蛇足

婚活サイトでは会員同士のやり取り(Q&Aのようなもの)ができる掲示板があるところがあります。

それがyoubride
婚活の悩み。相談するのに親も親友もダメ?

youbrideでは婚活の悩みや疑問を投稿し、他の会員が答えてくれるサービスがあります。

きつい意見が出てくることもありますが、皆が婚活しているので立場的なものはほとんど同じ。

どんな人がいつまでも婚活しているのかを見定めるのにも、人の悩みを読んでみるのもいいかもしれません。

 
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