はちみつの効能とは?咳や喉、肌へだけでなく癌や認知症にも効能がある?

はちみつの効能とは?咳や喉、肌へだけでなく癌や認知症にも効能がある?

はちみつの効能は何があるのでしょうか?美容や健康への効果効能があるのか、気になりますよね。現在では、はちみつはのど飴やハンドクリーム、健康食品などによく配合されています。今回は体を健康に保つ、純粋はちみつの様々な効能をご紹介いたします。
(※今回紹介する効能は、純粋はちみつのものです。)
(※はちみつは1歳に満たない赤ちゃんには与えないでください。ボツリヌス菌に感染するおそれがあります。)

のどを守るはちみつの効能

はちみつは蜂が花の蜜と酵素などを混ぜ濃縮し、長い時間をかけて作った蜜です。良質なビタミンやミネラルを含む他「抗菌効果」や「保湿効果」などの効能を持っています。

はちみつの高い抗菌作用

はちみつはphが低く、糖度の高さや含まれる成分が菌の繁殖を抑えてくれるおかげで、直射日光を避けて、常温で置いて保存することができます。また、菌が触れても壊してしまうと言われています。良質なビタミンやミネラルで風邪のときの咳が良くなる効能もあるんだとか。のどがイガイガするな?と感じた時は、はちみつを舐めてみてください。

はちみつのとろみと成分でのどの粘膜を保湿し保護する効能

のどが乾燥する時もはちみつが効きます。ビタミンやミネラルが粘膜を整える他、低い水分量によって周りから水分を集める保湿効果があると言われています。はちみつはのどを守る効能があるため、のど飴などによく配合されているんですね。

はちみつには咳を止める効能も

はちみつは、のどのイガイガの他、咳にも効く効能を持っています。実験によると、咳止め薬に入っているデキストロメトルファンと同じような効能がみられるそうです。咳への効能はアカシアやそばの花のはちみつが高いとされていて、ラットへ投与したところ咳の頻度が1/2に減ったそうです。はちみつの効能を発揮するには、何かに混ぜたりせずそのまま舐めるのが良さそうですね。のどの奥をコーティングするようにゆっくり舐めましょう。

はちみつがもたらす美肌の効能

食べる美容液とも呼ばれるはちみつ。お肌に対しても素晴らしい効能を持っているそうですが、詳しく紹介していきましょう。

体の内側から肌をキレイにするはちみつの効能

はちみつには美しい肌や爪、髪を保つためのビオチンやビタミンCが含まれています。さらに、はちみつはグルコン酸やオリゴ糖を含んでいて整腸する効能を持っています。腸内環境を改善することは美肌にとっても重要なポイントですよね。

塗って美肌に!美容液としてのはちみつの効能

はちみつは様々なミネラルが含まれるほか保湿効果があり、食品だけでなく化粧液やトリートメントなどにも配合されています。最近では、はちみつ自体をお肌のクレンジングに取り入れることも話題となっています。やり方は簡単で、普段のクレンジング前にはちみつを塗るだけ。クレンジング剤によるお肌への刺激を軽減することが出来ます。

はちみつとレモンで肌への効能をアップできる?

はちみつには肌にいい効能が期待できるとわかりましたが、実ははちみつにレモンを加えるのがおすすめと言われています。その理由ははちみつにはビタミンCが含まれる量が他のビタミン量より若干少ないため、はちみつでレモンを漬けて一緒に食べるとより効果を実感しやすくなるというものです。はちみつレモンで肌への効能アップを狙いましょう。

はちみつの肝臓の働きを助ける効能とは?

はちみつは肝臓の働きも助ける効能を持つと言われています。肝臓とは、食べ物の栄養を貯めておく貯蔵庫のようなところです。そして必要に応じて栄養素を全身に送り出します。

二日酔いに効くはちみつの効能

お酒のアルコールを分解する時も肝臓が働いていて、分解し切れないと二日酔いになってしまいます。はちみつの主成分はブドウ糖と果糖です。果糖は血糖値が上昇しにくい糖と言われていて、肝臓の働きを助ける効能を持っています。お酒を飲む前後にはちみつを食べると果糖が肝臓の働きを助け、二日酔いの頭痛や吐き気を緩和してくれますよ。ただし、果糖の摂り過ぎは脂肪肝にもなる可能性があるため、はちみつの効能を当てにせず、お酒はほどほどにするのが肝臓にもいいでしょう。

はちみつで疲労回復の効能も

はちみつのもう一方の糖、ブドウ糖はすぐにエネルギーとして使われるため肝臓を休めることができます。また、吸収が非常に素早いため、激しいスポーツをしている際のエネルギー補給にも優れています。

はちみつは癌への効能アリ?塗り薬としても使われているはちみつ

海外では抗生物質が登場するまで、はちみつは傷への効能があるとして火傷に塗る薬としても使われていました。最近では抗生物質が効かない症例に医療用はちみつ(マヌカハニー)を使い治療しているという報告もあるようです。また、そのはちみつの高い効能や抗菌性に注目し、癌にも効能があるのではないかという研究もされています。そして、はちみつのプロポリスに含まれる物質が医薬品に匹敵する抗菌性・抗癌性があることも報告されています。まだ癌を治せる段階にはいたっていないようですが、研究が進み副作用のない自然なはちみつの効能で癌を治せる世の中になるといいですよね。

はちみつが認知症に効く?効能とは

はちみつが認知症の治療に役立つかもしれないという研究も行われています。認知症など脳が傷付いて、認知機能が失われた神経の修復にプロポリスの効能が役立つかもしれないとのこと。またテレビ番組でも認知症へのはちみつの効能が取り上げられ、はちみつのプロポリスに含まれるフラボノイドが認知症の原因物質「LPS」を抑えている効能が見られると紹介されました。認知症が気になる人は医師にはちみつの効能を聞いてみるといいでしょう。

まとめ

今回ははちみつの効能を紹介しました。はちみつは肌や喉、咳などに効果的な効能を持っているみたいですね。その他にも二日酔いの肝臓に良かったり、癌や認知症といった病気への効能も研究されています。はちみつを食べて、美味しく健康に暮らしましょう。