年齢は取るモノではなく重ねるもの。女性の社会進出にともなって、いくつになっても綺麗な女性が増え「大人女子」なんて言葉もあります。
女性なら誰もが「オバサン」なんて言葉は似合わない、大人になっても女子の心を忘れずにいられる素敵な女性を目指しているのです。でも、その目指し方によっては「イタイ」大人女子になってしまうこともあるんです。
今回は、そんな間違った年齢の重ね方をしてしまっている女性の特徴をご紹介します。
■メイクもファッションも若いころから変わっていない
アラフォー、アラフィフになっても変わらず綺麗な女性はいます。でも、「変わらず」の意味を勘違いしている女性もいます。
若い頃と変わらない美しさとは、若い頃と同じものを身につけても同じように似合うというのとは違います。
いくらスキンケアをしてもダイエットや筋トレを頑張っても、若い頃とは肌も身体も変わってきますので、当然似合うものも変わっています。
いつから、どんなふうに変えていくのかは難しいところですが、アラサー、アラフォーになってもミニスカートにつけまつげではイタイ大人女子でしょう。
今の自分に似合うものを見極めるのも、大人女子のたしなみです
■一人称が自分
大人なら、たとえプライベートな時間であっても一人称は「私」であって欲しい物です。
懐かしい友人と会ってふざけているとしても「〇〇ねぇ」なんて自分の事を名前で呼ぶなんて、ちょっと引いてしまいます。ましてや職場でそんな言い方をされたら…。
新入社員の若い女子がやっているならともかく、いい年齢の大人がやっていたらなかなか注意も出来ないですよね。周りの人が直してくれる時期が過ぎてしまったのであれば、自分で気づいて一日も早く改める事をお勧めします。
周りからの視線に自分で気づくことができないのはイタイ大人女子です。
■若い女子だから許されることをいまだに許されると思っている 仕事編
若いうちは「知りません、わかりません、教えてください」が通ります。(最後の「教えてください」があればです)でも、年齢を重ねると、それは恥ずかしい事になるのです。
もちろん年齢を重ねたって苦手な事は苦手ですし、わからない事、知らない事もあります。
でも、まずは自分で調べて努力して、ダメな部分を聞いてみたり、次は聞かないように心がけたりの準備は必要です。「苦手」なものを避けて通ったり、失敗したときに笑ってごまかしたりするのは大人の対応ではありません。
■若い女子だから許されることをいまだに許されると思っている プライベート編
若いうちは、食事に行けば先輩や彼氏がご馳走してくれて、にっこり笑って「ごちそう様でした」なんていえばそれで済んだこともあったでしょう。でも、大人はそうはいきません。
ご馳走してくれると言われて、黙ってありがとうなんて言えません。「払います」というのはもちろんですが、「いいから」と言われたら必ず何かお返しをしましょう。
恋人なら次のお茶は自分が、とか職場の方ならお菓子やタバコを買ってあげるのもいいでしょう。
してもらうばかりできちんとお返しのできない女性は、イタイ大人女子です。
■恋愛至上主義
若い頃ならば、周りが見えなくなるぐらいの恋をすることもあるでしょう。
彼氏の事ばかり考えて仕事に身が入らない事や、失恋した翌日には泣いてしまって仕事に行けない事だってみんな一度や二度はありますし、彼氏を優先するあまり約束をドタキャンすることだってあったでしょう。
でも、それが許されるのは若いうちだけです。大人になれば、恋愛は何よりも優先するような重要事項ではなくなります。
「上手に嘘をつけばわからないから大丈夫」なんて思っていても、それを許せるあなたの心がもうイタイ大人女子です。
■SNSに必死
30才を越えてSNSにどっぷりとハマってしまうのはイタイです。
インスタ映えを求めて食事に行ったり旅行に行ったり。それ、本当に楽しかった?と聞きたくなってしまうようなキラキラした写真を見せられてもちょっと困ります。
飲食店や観光地で写真を撮りまくっている女性ってあんまりいい印象はないですし、あまりにも色々な場所に行ったり、高価な買い物をしていたりするのを見せられると、遊んでばかりで家庭的ではない雰囲気がしてきます。
SNSでアップするのは、若い子よりも控えめに、本当に自分が良いと思った時だけにするのが大人の楽しみ方ではないでしょうか。
■イタイ大人女子の特徴まとめ
いかがだったでしょうか。
いつまでも若いまま、綺麗なままで素敵な大人女子になりたい。そう思うのは悪い事ではありません。
でも、「大人」女子ですから、大人のたしなみは必要になります。若い頃と同じメイクにファッション、ライフスタイルでは、当然似合わなくなりますし許されなくもなってきます。
過去の自分を引きずって歩いていてはイタイ大人女子認定をされてしまうので、今の自分をしっかりと見つめたうえで余裕溢れる大人女子を目指しましょう!