あなたはモラハラ(モラル・ハラスメント)を知っていますか?
芸能人の離婚理由にも取り上げられているモラハラという言葉。
最近では世間にもかなり浸透してきましたが、本当の意味を理解している人は少ないのではないでしょうか。
些細な嫌がらせなどをモラハラと言う人もいますが、本当のモラハラは「心の殺人」と言われるほどに相手を追い詰めます。
モラハラをする人は手を上げる事はしないので、周囲の人も気付きにくく少々厄介なのです。
今回はモラハラ被害者を減らす為にも、モラハラになりそうな男性の特徴を調べてみました。
■自分は人と違うと思っている
モラハラ男性の特徴として、自分は人と違って特別な存在だと思っている事があります。
「自分は選ばれた人間だから」
「俺はお前なんかとは違う」
こういった発言の多い男性には要注意。
交際しているうちは、こういった発言も笑って聞き流せるかもしれませんが結婚して一緒になった時に辛い思いをします。
「俺はお前と違って忙しい!家事なんか一切手伝わないから一人で全部やれ!」と家庭の仕事を押し付けられる恐れが出てきます。
■自分の間違いを一切認めない
自分が間違えているのに、それを一切認めない男性はモラハラの兆候があります。
些細なミスで「ごめんなさい」と謝ってくれたら良いものを、そのミスを絶対に認めません。
それどころか、やたらに言い訳を始めて周囲の人のせいにしてしまう。
そんな幼稚な一面もあるのがモラハラ。
「プライドが高いな~」で済ませられるものではなく、彼女や妻のせいにするのです。
責任を押し付けられた方も反撃は一切許されず、気が付いたら一方的に暴言で責められている…なんて事にも発展するので気を付けましょう。
■世間体を気にする
モラハラ男性は、周囲からよく見られたいという願望がとても強いです。
近所や会社内では「人当たりの良い人」「優しい人」を無意識に演じているので、彼女の前や家庭で見せる顔とは正反対。
そんな風に外では評判の良い男性でも、彼女や妻の前だとたちまち豹変します。
何かのスイッチが途端に入ったのでは?と思う位、文句を言い出したり、暴言を吐いたりします。
そんな男性の様子を見て「仕事で嫌な事でもあったのだろう」なんて、モラハラの本質から目を背けてはいけません。
■束縛の仕方が異常
ある年の差芸能人の離婚スキャンダルでもありましたが、モラハラ男性は束縛の仕方にも独特の特徴があります。
彼女や妻の傍から離れたくないという、過度な愛情からの束縛では決してないという事。
モラハラ男性は「彼女や妻が楽しそうにしているのが許せない」そういう感情から束縛をするそうです。
例えば友人や職場の人たちと食事をしながら、自分の事を陰で話して馬鹿にしているのではないか。
そういった被害妄想に憑りつかれている為、彼女や妻の外での人間関係を制限してしまおうとするのです。
遊びに行くだけでもひどい言葉で責められた経験がある人は、要注意です。
■何でも否定してくる
モラハラ男性は、彼女や妻より常に上に立ちたいという願望が非常に強いです。
その為、作った手料理や家事にも細かく口出しをしてきます。
いくら料理や家事を完璧にこなそうと思っていても、粗を探してはダメ出しのオンパレード。
「こんなまずい飯を俺に食わせるのか」
「だからお前はダメなんだ」
厳しい口調で責め立てるので、言われた方も「そうか、自分はダメ人間なんだ」と相手の言われるままに受け取ってしまう傾向にあります。
相手の言う事を真に受けない、強い気持ちを持ちましょう。
■人の間違いには敏感に反応する
モラハラ男性は自分の非は一切認めないと、先ほどの項目でも説明しました。
それに対して、人のミスには過剰に反応するのもモラハラの特徴です。
自分自身に被害が無いような事でも、重箱の隅をつつくようにネチネチと彼女や妻を責め立てるのです。
「こんな事もできないでどうするんだ」
「親の教育がなっていないからだ」などと最終的には、彼女や妻の家族や生い立ちが悪いと言わんばかりの暴言が飛び出ます。
他にも「何で間違えるの?」「どうしてそうなったのか考えろ」といったように些細なミスにも、自分の行動を省みるように強要してきます。
このように自分のミスは認めませんが、彼女や妻のミスには敏感に反応する。
自分には甘く他人には厳しい、それもモラハラ男性の特徴となります。
いかがだったでしょうか。
あなた自身の彼氏や旦那さんに当てはまる項目はありましたか?
「殴られたわけじゃないのだから、これくらい我慢しなきゃ」と堪えていたら、どんどん辛い日々を過ごす事になってしまいます。
無理して一緒にいるだけなら、その時間が無駄なので早急に別れる事をおすすめします。
別れる際には膨大なエネルギーを消費するでしょうが、その後の開放感を考えたら別れるのは早い内が良いと思うからです。
もしあなた自身ではなく、周囲にもモラハラに悩んでいる友人や家族がいたら話を聞いてアドバイスをしてあげましょう。