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婚活中、結婚相談所のオーネットに登録し、実際に男性と出会い、お付き合いすることになりました。
モテない女の私に久々にできた彼氏。しかも公認会計士!
そんな彼との出会いからお付き合いするまでのエピソードをご紹介します。
◆公認会計士の男性と結婚相談所での出会い◆
オーネットでの活動を開始してすぐに、オーパスを利用することにしました。
オーパスとは、オーネットの支社に赴き男性の顔写真付きのプロフィールを見ながら申し込みをすることができる機能です。
私が登録していた20代女性向けプランでは、このオーパスが1回限り利用することができ、短期集中型で婚活すると決めた私はすぐにこのオーパスを利用することにしました。
そこで見つけた公認会計士の男性。
年齢は10歳ほど上で、住んでいるところは県外で少し遠かったのですが、許容範囲内。
見た目も悪くなく、身長も高く、真面目そうで、好印象。
オーパスで申し込みをして割とすぐにOKのお返事をいただきました。
◆公認会計士の男性と初対面の日◆
掲示板でのやり取りを1週間ほど行い、「お会いしましょう」と言われお会いすることになりました。
初めてお会いする日は、2人の中間地点にあたる場所でランチをすることにしました。
そして緊張の初対面。
実際に現れた彼は、写真のままの素敵な印象で、私は心の中でガッツポーズをしました!
お話ししても、楽しく、「○○に行ってみたい」や「こんな仕事をしている」などの内容のお話をし、もう少し一緒にいたいと思ったため、その後近くの展望台へ行き、お茶をして帰宅しました。
全体を通して楽しかったのですが、ただ一つ引っかかることが・・・
それは、食事もお茶も全てワリカンだったのです。
私自身も、「払います」とは言いましたが、実際に割り勘となると正直、あまり良い気はしませんでした。
しかし、それだけで相手を判断するのは良くないと思いまた次回のお誘いがあれば会おうと思いました。
◆男性と何度かデートを重ねるが・・・◆
その後も何度か、食事やショッピング、テーマパークなどのデートを重ねました。
毎回、それなりに楽しかったのですが、何となく物足りないと感じるようになってきました。
その大きな理由の一つが彼の前職を辞めた理由が、「しんどかったから」と言っていたことです。
私の理想の結婚相手としては、仕事に対して熱意のあるような人が良かったのですが、その彼はこのままある程度の年齢まで働き、退職まで特に問題もなく仕事を続けることができると良いな、と言っているように聞こえたため、何となく男性として物足りなさを感じました。
さらに、毎回のデートは割り勘で、場所がどれだけ私が足を運ぼうとも関係なく、それに対しても違和感を感じていました。
私の考えでは、そのデート場所が相手の住んでいる地域であればそこに行くまでの時間やお金もかかっていることに気付き、デート代は出してくれるのが普通だと思っていました。
ただ、彼にはその私の思う「普通」が通じない相手でした。
もしかすると、割り勘なのも会計士というお金に関わる仕事だから経済観念がしっかりしているのかな、と良いようにも考えましたが
やはり常に割り勘は納得できませんでした。
◆両親の説得もあり、お付き合いすることに◆
4度目のデートで、「お付き合いしてください」と言われ、迷いましたがOKしました。
家族にも結婚相談所に登録したことや、どんな人と会っているか、ということを話していたため、両親にとってはこの公認会計士という職業や、学歴が魅力的に見えたのか、とにかく「そんな人となかなか出会うことできないよ」と言われました。
確かに、それまでの人生において条件的にこれほど整った人とは出会うことすらなく、ましてや付き合ってほしいと言われるなんて、モテない私にとっては十分すぎる人物だとも思い、納得しました。
最初はそんな気持ちでも徐々に好きになっていくのかな・・・と思っていました。
しかし、何度か会ううちに、「もっと会いたい」と思うことや、手を繋ぐことすら嫌だと思うようになり、結婚相手として想像することができないことに気付いたのです。
また、会う時にほとんど私が相手の住んでいる地域まで足を運んでおり、それに対する不満を相手に伝えることもしなかったため解決することができませんでした。
◆罪悪感を感じつつも、活動継続◆
オーネットでの活動を継続したまま、公認会計士の彼に不満が溜まり、申し訳ないと思いつつ、オープンテラスと呼ばれるオプションを追加することを考え始めました。
オープンテラスは、会員のプロフィールが公開されるときに通常は顔写真が公開されていませんが、それを初めから写真を載せて公開することができるオプション機能です。
公認会計士の彼との関係が継続していたため、オープンテラスに実際に申し込むか迷いましたが、1年以内に絶対に結婚したいという目標のもとに活動していた私は、時間を少しでも無駄にしたくないと思い、
通常では考えられませんが、彼に「来月からオープンテラスを申し込んでいます」と伝えました。
これはつまり、相手に「婚活を続けます宣言」をしたということです。
すると彼は「わかりました」とだけ言い、別れることにはなりませんでした。
そして、オープンテラスのオプションを追加したことで新たな出会いがあったのです。
彼とは徐々に連絡をする回数が減っていき、会う回数も減り、最終的に「他に良いなと思う人ができてしまいました」と言うと、「なんとなく、そんな気がしていました」と彼は言い、お別れすることになりました。
お付き合いした期間は短く、会った回数もそれほどありませんでしたが、あっけない幕引きでした。
この出会いによって、結局は、条件だけでは結婚できないと痛感したのです。