【自分でできる占い】「辻占い」で恋の行方を占ってみませんか

【自分でできる占い】「辻占い」で恋の行方を占ってみませんか

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こんにちは。三善清幸です。
みなさん、お元気ですか。

さて、今日は自分でできる占い、「辻占い」をご紹介しましょう。
この占いは、あの有名な安倍晴明によってできたものです。

平安時代を生きた陰陽師、安部晴明は卜筮の達人でした。老齢になって、余命がそれほどないと悟ったとき、彼は卜筮の道具を後世に残そうとしました。しかし、自分の死後、それがけがされることを恐れ、泉州堺の町の四辻に道具を埋めます。後々、そこを占辻と呼ぶようになりました。

その占辻を道行く人の言葉を聞いて様々なことを占うと、とてもよく当たるということで、それが辻占いのはじめとされています。

しかし、泉州堺でなくても、四辻であればどこでも占えるということで、誰もが比較的簡単にできる占いのひとつとして存在しています。

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◆ 辻占いのやり方

1) 占いを行う時間帯は夜中が適しています。その時間帯に四辻に立ちます。

2) 日常信じている神仏にお祈りします。真言を唱えるのもよいでしょう。

3) 次の和歌を3回詠みます。

行く人の四辻(よつじ)のうらの 言(こと)の葉に
うらかたしらせ 辻うらの神

4) 通行する人の3人目が話す内容を、自分が占いたいことの内容にあてはめて解釈します。

ただし、一人で無言で通り過ぎる人は数に入れません。お互いに話しをしながら通り過ぎる人の3番目の会話を聞き取るのです。

たとえば、3人連れの人たちが話をしながら四辻を通ったとします。その場合、彼(女)らの3人目が発した言葉を聞き取り、解釈します。

2人組の場合、最初の1組の会話は考慮しません。次の2人組の最初に話した人の言葉をくみ取ります。

具体的な例を出してみましょう。

あなたがある人とつき合うかどうかを占うとします。そして、四辻に立って通行人の会話を聞き取ろうとしています。しばらくすると、向こうから3人組の若い女性が談笑しながらこちらへ歩いてきました。その会話内容は次のとおりです。

1人目「うちの課長、仕事しないよね~」
2人目「ほんと、ぜーんぶ部下に仕事押し付けて、自分は楽したがる。なんで、あんな人が課長になれたのか不思議だわ」
3人目「結局、上っ面がいいだけなんじゃない。外面上ではいい子ぶって、心のうちで人を馬鹿にしてんのよ」

この3人目の会話をくみ取って、あなたが占いたいことを解釈してみましょう。

あなたがつき合うかどうか考えている人は、どうやら裏表のある人のようです。優しそうに見えて、本性を隠しているのかもしれません。

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◆ 「辻占い」を行うときの注意事項

占いには誕生日からその人の宿命を観る「命」と、様々な事件や事柄を予測する「占卜」とがあります。「辻占い」はそのうちの「占卜」にあたります。

「占卜」を行うにあたっては、まず正確、明快な質問をすることが重要です。たとえば、「今年、恋人ができるでしょうか」と質問したとします。しかしこれは明確ではありません。どんな異性でも恋人にするわけではないからです。もっと具体的に、自分の希望を入れて、「今年自分が理想とする、思いやりのある人が現れ、その人と恋人になれるかどうか」と質問するのが適当です。

次に心の状態が大事です。雑念が入っていたり、気持ちが高ぶっていたりすると、確かな占いができなくなります。占う前にできるだけ雑念を取り払い、心を安らかにしておくことが必要です。

さっそく今夜にでも、「辻占い」やってみませんか。