こんにちは、占い師の真木あかりです。
私たちの“強い味方”といえば、たぶん最強クラスなのが神様ですよね。
何か願い事があるとき、神社などのパワースポットと呼ばれる場所に足を運ぶ人は多いのではないでしょうか。
でも、風水的にいえば、神社やパワースポットに行ったからといって運気が上がるわけではありません。
縁結びにご利益のある神社を片っ端から……なんてのは愚の骨頂。
「しっかりお願いして、おみくじも大吉だったのにおかしいなあ」なんて思ったことがある人は、今回の記事は要チェックですよ!
■神様は願いを叶えてくれる存在ではなく、見守ってくれる存在
さて、神社に参拝したくなるときって、どんなときでしょうか。
「彼氏が欲しい!」
「第一志望の大学に合格したい!」
などと、何かしらの願望があるとき、が多いはずです。
でも、何もしないで「神様お願い!」と訪れても、神様もそこまでお人好しではありません(笑)。人と比べたら失礼かもしれませんが、私たちだっていきなり知らない人に「お願い!○○して!」と言われたって困りますよね。
神様は、願いを叶えてくれる存在ではありません。あくまで、私たちを見守ってくれる存在なのです。
「彼氏ができますように」ではなく、「彼氏ができるように頑張ります。力を貸してください」と願う。
「○○大学に受かりますように」ではなく「勉強した成果を出せますように、見守っていてください」と願う。
そんなふうに、自分の頑張りを軸にしてお願いごとをしましょう。
(もちろん、ちゃんと頑張ってくださいね・笑)
■参拝の基本的なマナー
では、まずは基本ルールをおさらいしておきましょう。いつも参拝している人は、読み飛ばしてください。
鳥居をくぐるときは、一礼してから。
次に、手水舎で口と手を清めます。順番はひしゃくで水を汲み、左手→右手→左手に水をとって口→左手→ひしゃくの柄、です。
あとは拝殿に向かって、二礼二拍手一礼をします。
※出雲大社や宇佐神宮、弥彦神社などは二礼四拍手一礼です
■願い事が叶いやすくなるコツ
さて、ここからはお願い事が叶いやすくなる、ちょっとしたコツを二つご紹介しましょう。
一つ目は「感謝」。
いつも見守っていただいていることへのお礼を、しっかり伝えましょう。
普段、他人への感謝の気持ちを忘れずにいようと思う人は多いものですが、どうも神様となるといきなりお願いごとをぶつけてしまう人が多いよう。最低限のマナーとして、覚えておきましょうね。
二つ目は「自己紹介」。
どこの誰かわからない状態では、いくら神様でも「えっ、誰!?」状態(笑)。お願いごとを叶えるのも大変です。しっかり名乗ってからお願いごとを伝えましょう。
「感謝」と「自己紹介」、この二つを伝えるならこんな感じでしょうか。
「いつも見守っていただきありがとうございます。
私は○○(住所)から来た、○○年○月○日生まれの○○○○(フルネーム)です」
と唱えて、その後にお願いごとを言います。
最後に、「ありがとうございました」とお伝えするのも忘れずに。
とはいえ、後ろに大行列ができているようなときは、ササッと心の中で流す程度にするのが良いかもしれませんね。
私は人の少ない早朝に行って、気兼ねせずにお願いごとをすることが多いです。すがすがしい空気に、心も癒されますよ。
言うまでもないことですが、神社への参拝は日中、理想をいえば午前中がベスト。日没後は避けてくださいね。
最後に、お願いした後のことについて。
お願いしたことに一定の目処がついたら、あらためて参拝することをおすすめします。叶えることができたなら、感謝の気持ちをお伝えしましょう。
もちろん、普段から日常的に参拝できるのならそれがベストです。
残念ながら叶わなかった場合も、見守ってくださったことへの感謝をお伝えしましょう。次のチャンスが巡ってきたときには、今度こそ叶えられるかもしれません。
みなさんのお願いごとが、たくさん叶いますように!