■女性が求める理想の男性は存在しない?
よく婚活女性があげる結婚したい男性の条件に経済力があげられます。
その経済力っていったいなんでしょうか?
どれくらいの年収があれば満足なのか、ちょっとだけ考えてみましょう。
■理想は現状維持
とりあえず、子供がいない夫婦二人の生活を想定して考えてみましょう。
結婚するのにかかる費用は、二人の資産から出すとします。
(結婚するのにかかる費用とは、結婚するまでにかかる費用ですね。結婚式やら指輪やらです)
で、その先、結婚生活に必要な家財道具を揃え、家も用意し、食器やらタオルやら生活用品も揃ったところからスタートです。
…ここで躓いてしまう場合、貯金もしていて年収も高い男性を女性は求めていると思います。
だいたいの人が、今までの生活水準を下げて生活することは難しいと言われています。
これまで月に一度は旅行へ行って、ブランド物を買い、ジムにも通って、そうそう可愛いワンちゃんと一緒に暮らしていたの!という贅沢をしてきた人は、旅行は年に一度、ブランド物は買えず、ジムにも通えず、住んでいる場所もペット禁止だから…と言われたら我慢できません。
「これまでできていたのに、どうしてできないの? 甲斐性なしじゃない?」
と、自分勝手な理由を持ち出してしまうんですね。
だから、価値観の一致はとても大事。
旅行が年に一回行けるだけでも嬉しいし、ブランド物はなくてもいいかな、ジムに通えなくてもジョギングやトレーニングはできるし、ペットは生活に余裕ができてからでいいよね、と考える人は先の女性よりお金がかかりません。
元々の生活水準がそこまで高くないため、新しい生活に対する望みも低いのです。
■最低ライン
さて、生活水準が同じであったとしても、女性の理想はもうひとつ残っています。
それは「専業主婦」。
仕事が大好き!という人を除き、大体の人が会社を辞めて家に入ることを望むのがまだまだ多い時代です。
となると、稼ぎは夫の収入のみになりますから、月にどれほど稼ぐのが理想でしょうか?
家賃は8万。他、食費や光熱費、ローンや雑費などを計算して25万超でしょうか。
貯蓄をこれに含めるか、含めないかで変わってきますが…。
20代平均年収で考えて月の手取りが25万ちょっと…でしょうか。
ギリギリですね。場合によっては女性の共働きが必要になるのでは、と思います。
30代平均年収で考えると、女性の専業主婦の夢が叶うかもしれません。
ちなみに30代男性の平均年収は450万円ほど。
これでも最低ラインなのですから、女性の理想の男性はもっと高いところにいると考えて間違いないでしょう。
■ちょっとだけ?蛇足
男性の経済力のほかに、女性が見ているラインをして学歴がありますね。
これは、自分より学歴が下の男性とは付き合いたくないというもの。
理由も様々あり、学歴の違いから男性が女性に対して劣等感を持たれるのは嫌だとか、頑張って勉強した分、相手にも同じものを求めたいという気持ちまで含まれています。
似たような環境に育ってきたから、わかることもあり、気が合うところも出てくるのかもしれませんしね。
一緒に暮らしていて楽な相手は同じ価値観、同じ考え方をする人間と言われたりもするので、学歴でも自分と似た部分を求めるのかも。
それでは、素敵な婚活ライフを送って、幸せな未来を掴んでください。