自分の好きなことを仕事にするために考えるべき4つのこと

自分の好きなことを仕事にするために考えるべき4つのこと

自分の好きなことを仕事にするために考えるべき4つのこと

私たちが美味しいご飯を食べて、素敵なお洋服を着て、ふかふかの布団で寝るためには、必然的に働く必要があります。さて、みなさんはどのような理由でいまのお仕事をしているのでしょうか。

生活のため、たまたま面接で受かったから、家から職場まで近いし。人それぞれ、さまざまな動機があるかと思います。けれど、一度きりの人生。いつかは、自分の好きなことを仕事にしてみたいという気持ちを持っている方も多いかと思います。

中には、「好きなことで食べていくことは難しい、一部の人だけができること」と思う方もいるかもしれません。けれど、好きなことだからこそ夢中になれるし、スキルを上達させることも早く、あなたにしかないオリジナリティを発揮できるかもしれません。

私も、就職活動でアパレル企業に内定をもらっていたにもかかわらず、ひょんなことから言葉で自分の考えを伝えるライターの仕事をしています。まだまだスキルも収入もアップさせていきたいという気持ちでいっぱいです。誰だって等しく、その人にしかない「オリジナル」な才能をフルに生かし、好きなお仕事を手に入れることはきっとできるはずです。そこで今回は、好きなことを仕事にするために意識したいポイントについてシェアします。

 

1自分だけの武器を発掘する

まず、「自分の好きなことを仕事にする」とは、どのようなことなのでしょうか。自分はこの先どのように働きたいのか、どのようなことを仕事にしていきたいのか、少し時間をとって、突き詰めて考えてみましょう。

例えば、以下のようなものがあるかもしれません。

 

  •  ファッションが好き、そして人とおしゃべりすることが大好き。販売員になって、お客様にとってベストなコーディネート提案をできるようになりたい
  • 自分の成果がきちんと数字になって現れることがモチベーションに繋がる。だから、営業が自分は向いているのかもしれない
  • 日本や世界を旅しながら、気の向くままに仕事をしたい。だから、時間や場所に縛られない働き方を見つけたい など

 

このように、自分が好きなこと、働く上で大切にしたいことや譲れないことを明確にしてみましょう。なぜなら、好きなことについてビジョンが曖昧だとモチベーションを維持することも難しくなってしまいます。

また、好きなことや譲れないことを1つだけに絞る必要は全くありません。例えば、「文章を書くことが好き」「おしゃべりも好き」「旅が好き」などと、好きなことが多ければ多いほどあなたの可能性は広がります。また、好きなことを組み合わせることで新たな選択肢が生まれるかもしれませんよ。

 

2:「好きなことだけをやる」勇気を持つ

本当に自分の好きなことを仕事にするためには、必要のないことや無関係なことは思い切って手放すことが必要になる瞬間があるかもしれません。「こういうことをやってみたいな。あ、こっちも楽しそう!」などと、あれこれ欲ばることで、逆に上手くいかなくなってしまうこともあります。

それに、あれこれ欲張れば欲張るほど、それぞれにかけるエネルギーの量も分散してしまうことから「中途半端」になってしまう可能性もあります。

 

自分の夢とはまったく別の業界で働き続ける、「本当にそんなことできるの?」と、小馬鹿にしてくる友人と仕方なく付き合い続けることなどはすべて、あなたの夢を叶えるためには邪魔なものは少しずつ外していく。そうして、自分の身の回りを好きなことにだけ集中できるようにしていきましょう。

 

3遠回りや一時停止を楽しめる余裕を持つ

もちろん、「好きなことで食べていけるようになる」と宣言しただけで、すぐに大きな結果を手に入れられることはごく稀だと思います。時には回り道をしたり、大きな失敗や不運に遭遇したりすることだってあるかもしれません。

それでもより着実に結果を出し続けていくためには、「いつ、どのようなことを、どのくらいの期間で達成すべきか」を徹底的に洗い出していくことが大切ではないかと思います。

また、目標を定めて計画を立てたとしても、なかなか上手くいかないもの。そのようなとき、そんな遠回りや一時停止を楽しみながら乗り越えられるだけの度胸も身につけていきたいものです。

4:ゴールだけを見つめる

4:ゴールだけを見つめる

「もしものときの保険に……」

そう言って、「プランB」を考えておくことは一見、なんだか正しいことのように聞こえます。私も一時期、将来への不安や心配な気持ちから「プランB」を携えながら仕事をしていたことがあります。けれど、「これが失敗したとしても、まあこっちがあるし」という気持ちは、どこかで気持ちが緩んでしまうのです。

真剣に取り組もうとしてもなんだか身が入らず、結果として遠回りになってしまったことがありました。

 

その時に気がついたことは、「失敗したらどうしよう」「周囲にどう思われるだろう」などといった気持ちを持つのではなく、目の前の目標だけにとにかく集中すること。そして、責任を持って精進する。たったこれだけのことでした。

「プランB」をこれまで用意してきた人にとっては勇気のいることかもしれませんが、一度きりの人生。自分が目指したいゴールだけを見つめることが、何よりも大切なのかもしれません。