【街コン体験談】アラサー女子、街コンデビュー記

【街コン体験談】アラサー女子、街コンデビュー記

ここ数年、出会いの形の新定番としてすっかり定着した街コン。
特定の街で、自治体やイベント会社などが主催する“出会い”を目的としたパーティのことを街コンと呼びます。
今や街コンは、本気の町おこしから若干軽めの集まりまで、種類も豊富。
今回は、アラサー女子である筆者が街コンデビューした際のエピソードから、街コンを楽しむ秘訣を伝授します!

どんな街コンに参加する?

どんな街コンに参加する?

今回アラサー筆者が街コン参加を決めたのは、実は友達とのノリから。
「一度は行ってみたいよねー!」という何気ない会話からすっかりその気になり、その場で次の週末に開催される街コンを検索し始めました。

その時に気づいたのが、街コンには大きく分けて2つの種類があるということ。
1つ目は自治体が実施している町おこしメインの街コンです。
これは土日などの日中に開催されることが多く、街を巡ったり、街の特産品を囲んだり、街の主要産業を見学したりする中で、出会いを生み出すタイプ。
2つ目はイベント会社主催で、指定の会場内で開催され、自己紹介タイムやゲームの後、連絡先を交換するかどうか決めるタイプです。
前者は開催エリアの新聞やフリーペーパーなどに掲載されることが多く、後者はネットで検索が基本。

そのため、アラサー筆者は自宅最寄りの会場で開催されるイベント会社主催の街コンに目を付けました。

 

事前準備のポイントはメンツ!

事前準備のポイントはメンツ!
参加する街コンを決めたら、次は開催日までに準備しておくことが……。それは一緒に行く人!
通常、イベント会社主催の街コンは同性2名での申し込みが一般的です。

筆者の場合、すでに一緒に行く友達がいましたが、もしも一緒に行く人から選び始める場合は、人選がとっても大切! イベント会社主催の街コンは積極性がポイントになってきます。

自分が盛り上げタイプならば、同伴者はその盛り上げを一緒に楽しんでくれる人やうまくツッコミを入れてくれるような人がオススメです。一方、自分があまり積極的なタイプではない場合、同伴者も同じようなタイプを選んでしまうと、話がうまく盛り上がらない場合も……。必ず自分をまきこんで盛り上げてくれる同伴者を選びましょうね。

気になる街コンの内容とは?

気になる街コンの内容とは?

さてここからは、アラサー筆者が参加した街コンの様子をお届けします。

受付を済ませ会場に入ると、そこはただっぴろい披露宴の会場のような雰囲気。
すでに受付した数組の男女が目に入ります。ここは完全に探り探りの状態……。
素敵だなと思う人を見つけたり、自分の立ち位置を判断したりする時間です。

やがて司会者のような人が登場し、男女それぞれ着席。
まずは目の前の人に向けて、自己紹介をします。数分会話をしたら、次の人へ。
椅子取りゲームのような感覚で、次の席、次の席と、同じような自己紹介をしていきます。
一通り全員と自己紹介ができるシステムになっているようです。

ここでアラサー筆者が気になったのは、比較的出身が近く、共通の話題があった男性と、見た目がとっても好みだったさわやか風青年。ただ、彼らがどう思っていたのかは不明です。

 

アラサー女子迷う……

アラサー女子迷う……

次に設けられたのが一種のフリータイム。
軽食を取りつつ、同伴者とともに、気になった男性ペアと話をする時間です。

とここで大問題発生!
私が気になった男性と、友達が気になった男性は同じペアではない上に、私たちがそれぞれ話をしに行こうとしているうちに、目の前には全く異なる男性ペアが現れてしまいました。
彼らと話をしている間にも、気になった男性は他の女性ペアと話が盛り上がっています。

“こんなことしている場合じゃない……”とは、アラサー女子の心の声。
とここで筆者の友達が勇敢にも「他の方ともお話をしてみたいので」と切り出し、いよいよ友達目的の男性ペアの元へ。
そこから数分、会話は続き、でも私は完全に盛り上げ担当のまま、貴重なフリータイムは過ぎていったのでした。

3時間がんばったアラサー女子の結果とは!?

3時間がんばったアラサー女子の結果とは!?

こうして終わったフリータイム。

最後は気になった相手の名前を紙に書き、提出し、お互いの名前を書いた人たちのみカップル成立となります。
正直この段階で私には“この人!”という目当ての人はおらず、誰の名前を書くべきか迷ってしまいました。
一方の友達は、最後に話をした男性ペアの片割れをセレクト。
“もうちょっと話をしてみたいな”と思わせてくれたのが理由だそう。
私は結局、第一印象で気になったさわやか風青年の名前を書きました。
そして最後はいよいよ結果発表! 「カップルになったのは!」という司会者の声とともに、名前が読み上げられていきます。
一組、二組とカップルが成立していく中、私はおろか、ついに友達の名が呼ばれることもありませんでした……。
う~ん、完全敗北!

 

今回街コンに参加してみて思ったのは、もっと自己主張しなくてはダメだということ。
正直、ノリで参加してしまったために、“出会いたい”という強い意志が足りなかったのかもしれません。

特に自己紹介の場は、一種、就職試験よりもハードルの高い、自分を見られる場です。
自分はどんなことが好きで、どんな人を求めているのか。
きちんと口に出して言える人こそ、街コンの場で出会いを見つけられる人なのかなと感じました。

全体的な感想としては“良い経験を積んだな”。
今度リベンジする時には、もっとはっきりと自分を持って参加したいと思った街コンデビュー記でした。