相性と恋が実りやすい時期が分かる火星と金星の関係性

火星と金星の相性は、恋愛相性を見るうえでは最大の重要要素となっています。火星は「情熱」、金星は「美意識」を司る星だからです。

火星が入っているハウスは、その人が特に情熱を注ぐハウスです。
金星が入っているハウスは、その人が美意識を強く持つ場所。魅力を発揮できるハウスです。

ある人が情熱を注ぐ分野に、もう一人の人の美意識が良い方向に働く、あるいは、ある人の美意識に、もう一人の人の情熱が良い方向に働く。火星と金星の相性が良い関係とは、こういう関係性を示します。0度=コンジャンクションの場合は、この二つががっちりと噛み合うわけですから、パートナーとしても申し分ないわけです。

男女の関係性を見るので恋人としての相性で考えがちですが、その人の生き方自体に心酔するような、画家とパトロンのような関係性としても成り立つ星配置だと言えます。

<ハードアスペクトで燃え上がる恋>

火星と金星の場合は、ソフトアスペクトだけでなく、ハードアスペクトであっても強い引力を発生させるのが面白いところです。
ハードアスペクトと言うと、一般的には凶角ですから相性として悪い角度だと思われがちですが、この関係性の場合はかえって惹かれあうことも多くあります。むしろ、ソフトアスペクトよりもハードアスペクトの方がよほど強く惹かれあうということも珍しくありません。

ソフトアスペクトというのは、星と星の関係性、エネルギーの相互作用がスムーズに働いている状態であり、その分情動のコントロールがしやすい運勢でもあります。何か問題ごとが起こっても、上手に調整することができる関係性です。
それに対してハードアスペクトは、エネルギーが強すぎてコントロールが効かない状態になります。過ぎたるは及ばざるがごとしではありませんが、影響が強すぎて害になってしまうことが多い関係性なのです。

恋愛にこのハードアスペクトの状態をあてはめると、ソフトアスペクトよりもハードアスペクトの方が強く相手に惹かれることになります。ときめきや衝動を相手に対して感じやすく、恋愛感情や性的欲求に火が付きやすい関係です。

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