あの人との夫婦相性は?太陽星座と月星座占い1

前回までの「運命の相手が分かるホロスコープでの相性診断」では、男女の相性を見るためには「太陽」と「月」、「火星」と「月」の相性を見ることが重要ということをお話してきました。

古典的な占いでは、特に男性の太陽と女性の月、男性の火星と女性の金星の相性が見ることが重視されてきましたが、近年、必ずしもこの条件は当てはまらないものとなってきています。
男女の役割分担は、ここ数年で急激に平等性を高めています。女性にも男性並みの仕事が求められるようになり、逆に男性もこれまで女性の役割とされてきた家事育児への参加が当たり前の世の中になってきています。

これほどまでにジェンダーフリーが昨今取りざたされているのには、大きな時代の流れと、世界の政策が関わっているからです。日本が2020年にオリンピックを控えていることももちろんですが、世界の大きな流れとしてジェンダーの問題の解決が挙げられています。特に、2030年まで達成目標として「SDGs(持続可能な開発目標)」が国連において採択されており、少なくとも2030年までの間、ジェンダーによる差別の是正の流れは世界的な方向性として続いていくことでしょう。特に、企業においても努力目標が設けられ、そのための予算も組まれているため、今後、男女同権の流れはますます加速していくはずです。

そんな時代背景の中で、旧来の男性性と旧来の女性像の相性が良いと論じることに、大きな意義があるとは思えません。実際、社会でバリバリ働いている女性の「家庭的な部分」っと、家事が大好き、仕事はそこそこで…という男性の「キャリアの部分」の相性を占っても仕方がないでしょう。性差はもちろんありますから、男性性と女性性の相性の良し悪し自体は否定しませんが、それだけに終始して相性を論じる旧来の占い方法は時代に即したものではありません。
ということで、この占いでは、従来の占いの枠を超えた、人間と人間の相性について論じていきます。

さて、今回から、いよいよ具体的な相性について見ていきましょう。

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