前回までの「人生のテーマが分かる!ホロスコープの太陽の位置での生き方の違い3」では、出生時刻を特定するための手助けとなる、太陽が入室しているハウスごとの特性について説明していきました。
ここで、なぜ四柱推命やホロスコープにおいて出生時刻が分かっていることが大切なのかについてお話しすることとしましょう。
世の中で目にするほとんどの12星座占いや動物占い等は、出生時刻を考えにいれずに読むことができるようにされています。しかし、これはあくまでも「そういう傾向にある場合が多い」という程度のものです。
出生時刻まで加味した占いの精度を一度味わえば、もう出生日までしか考慮にいれない占いは見ようとすら思わなくなるレベルで、出生時刻というのは四柱推命やホロスコープを用いた占いにおいて重要な要素になっています。
それではなぜ、そんなにも出生時刻が重要になるのでしょうか。
まず、ホロスコープの観点から説明しますと、ホロスコープでは、出生時刻によってチャートの見方が全く変わってきます。
ひとつは、ハウスが違います。ホロスコープのチャートは、主に天体とハウスとサインという三つの要素からなっています。