裏技!プロの占い師とアマチュアの差を埋める四柱推命×ホロスコープ

前回の「職業運・男性運を傷つける「傷官運」をホロスコープで見る方法3」においては、ある人の傷官年、傷官月、傷官日が重なる時期のホロスコープチャートを実際に見て、傷官としての性質がホロスコープチャート上でどのような出方をするかについて触れていきました。
更にその前提として、傷官星とかかわりの深いホロスコープにおける星は、「海王星」「天王星」「月」「土星」「火星」であると、「職業運・男性運を傷つける「傷官運」をホロスコープで見る方法1」において説明していきました。

前回示したチャートにおいて、特にタイトなアスペクトを取っていたのは、以下に示す星同士でした。

<凶要素>
月と水星のスクエア
火星と冥王星のスクエア
冥王星と天王星のスクエア
太陽と月のスクエア

<吉凶混合の要素>
天王星と冥王星のコンジャンクション
月と海王星のコンジャンクション
金星と天王星のコンジャンクション

<吉要素>
金星と冥王星のセクスタイル
月と土星のセクスタイル
土星と木星のセクスタイル
木星と木星のセクスタイル
金星と太陽のトライン

これは目立つアスペクトをすべて挙げたものであり、特に上述した傷官星とかかわりが深いと考えられる星に限って抜き出したものではありません。
にもかかわらず、これだけの「傷官星とかかわりが深い星」がアスペクトを取っています。

傷官星とかかわりが深いと考えられる星は、私自身が鑑定していて、「傷官運が強い時期にはこのあたりの星がアスペクトを取っていることが多いなあ」と感じたものを挙げたものです。
つまり、特に上のチャートを作成してからかかわりがあると感じたわけではないんですね。

このチャートを作成したことで、これらの「海王星」「天王星」「月」「土星」「火星」が傷官星とかかわりがあるという説はますます確実なものになりました。
実を言えば、ホロスコープと四柱推命の関係性について真面目に比較しながら占っている占い師さんはあまり多くはありません。
大抵の占い師さんはどなたかの所に弟子入りして学ぶため、自分が弟子入りした先生の影響を強く受け、弟子入りした先が四柱推命の先生にせよホロスコープの先生にせよ、いずれかの占いの比重が大きくなり、その占いをメインとして活動します。

有名な占い師さんほど、西洋占星術と東洋占術のどちらかのみをじっくりと研究するものなのです。
ですから、その両方を詳細に比較する、ということはあまり方法として取りません。

私自身は、誰かのところに弟子入りしたわけでもなく、独学で四柱推命とホロスコープの合わせ技で何年も鑑定しているうちに、当たるという噂になり、周囲の方からの口コミで占い依頼が来ているという、言ってみれば占い師としてはちょっと変わった経歴になります。
私がこれまで繰り返し、ホロスコープと四柱推命の両方を使いこなせば占いの精度が上がる、と言っているのにはそういった事情もあります。

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