はちみつが砂糖よりもずっと私達の健康に良い事は、何となくわかっているかと思います。実ははちみつはトーストやホットケーキを食べる時やお料理に使うだけでなく、もっと毎日の生活で活用ができるのです。
ですが普通の安価な市販のはちみつではなく、生のはちみつである必要があります。今回はコストコにある生はちみつの効果と活用法を、色々とご紹介していきます。
1.生はちみつとは何なのか?
まずはちみつですが、ミツバチが花の蜜を吸って蜂の巣に持ち帰ったネクターの事を言うとご存知だと思います。
ミツバチ達は花から蜜を吸って一度自分のお腹におさめておきますが、その時にミツバチの持つ酵素と混ぜ合わせます。これでとっても栄養価の高いはちみつになるわけです。
ですが普通に市販されているはちみつは、熱処理されているためにこの栄養素が破壊されているのです。それに比べて生はちみつは、熱処理をせず人間の手作業だけで丁寧に蜜を収集するため、栄養がぎっしり詰まっているのです。
はちみつの80%はナチュラルな糖分、18%は水分、そして残りの2%に酵素やタンパク質、ビタミンやミネラル分がたっくさん含まれています。
そしてその他にもグルコン酸という成分が含まれる生はちみつは、大腸まで届いて善玉菌を増やしてくれるので腸内環境を整えてくれるという効果もあります。
それから生はちみつに含まれる糖分はナチュラルなために砂糖と違って、摂取した後に血糖値がグーンと上がってしばらくすると、ガクンと下がるというアップダウンがありません。なので甘いものを食べたいのなら、砂糖よりもはちみつの方がずっとヘルシーに満足感が得られるのです。
2.生はちみつの活用法
@エネルギーを与えてくれる
糖分は私達にエネルギーを与えてくれますが、砂糖を摂取するとしばらくしてガクンと疲れが出る症状が現れます。ですが生はちみつにはこの血糖値が急激に下がる作用がないので、エネルギーを長時間私達に与えてくれます。
なのであなたが今日スポーツ競技があるとか、重労働の日だという時は、朝からトーストに生はちみつを塗って食べると長時間活力をキープできるのです。
それとか日中に疲れてしまって栄養ドリンクを飲む人は、その代わりに生はちみつをスプーン1杯舐めてみるのも効果的です。
@ダイエット効果も!
アメリカのダイエット専門家のMike McInnes氏が、夜寝る前に小さじ1杯の生はちみつを舐めてから寝ると、メタボを予防しストレスを解消するホルモンの分泌が増すという検査結果を発表しました。
なのでデトックスウオーターやスムージーに生はちみつを加えると、体重減少の効果が増すので是非ためしてみましょう。
もちろん酵素の効果で宿便の排泄を促して、ダイエットに繋がるのです。
@咳止め
アレルギーなどで咳き込む時は、生はちみつを小さじ2杯ほど舐めてみましょう。特に夜寝ている間に咳が出る時は、寝る前に生はちみつを舐めてから寝ると咳が出て眠れないという事も防げます。
私の犬がアレルギーで咳が出ていたので、生はちみつを小さじ半分ずつ毎日与えていたら、約1週間後くらいから徐々に咳をしなくなったので驚きです。
@擦り傷
ちょっとした擦り傷なら、生はちみつを塗ってみるのも良い応急処置方法です。生はちみつの殺菌効果で、ばい菌の侵入を防ぎ治りのスピードが速まります。
@血圧を下げる
生はちみつに含まれるオリゴ糖は、血圧を下げる作用があります。もしあなたが高血圧気味だなと思ったら、日頃の食事のメニューに生はちみつを取り入れる事をおすすめします。