ホロスコープの月と太陽で見る恋人や夫婦に向く性格・向かない性格1

前回までは、月が各ハウスに入っていることによる影響についてお話ししてきました。
今回は、月が各惑星と一定の角度を取るときにどのような影響があるかについて見ていきましょう。

占星術においては、「アスペクト」という概念があります。
アスペクトとは、英語で様相、角度、といった意味を持つ言葉で、占星術においては、星と星とが90度や180度といった特徴的な角度を取ることを示すものです。
今回はこの、アスペクトについてお話ししましょう。

■ソフトアスペクトとハードアスペクト

アスペクトの概念には、大きく分けて二つのものがあります。
ソフトアスペクトとハードアスペクトです。
ソフトアスペクトとは、天体同士が120度(トラインと言います)や60度(セクスタイルと言います)の角度を取る状態を差します。
ハードアスペクトは、天体同士が180度(オポジションと言います)や90度(スクエアと言います)の角度を取る状態を差します。

作用としては、ソフトアスペクトは星の力同士のエネルギーがスムーズに流れて良い方向に作用し、ハードアスペクトは星の力同士が対立して悪い作用を及ぼす要素となりやすい、と言われています。

ただし、ソフトアスペクトは刺激が少なくのんびりとした印象ですので、そればかりになると逆境やストレスに弱かったり、トランジット(運行)の星の並びがハードアスペクトを取った時に耐えられなかったりという可能性があります。
また歴史的な偉人などは非常にタイトなハードアスペクトを多く持っている人も多くいます。
ハードアスペクトは天が与える試練です。それを乗り越えてこそ成功や名声を得られるということもありますので、長い目で見ると必ずしもハードアスペクトが悪い方向にばかり働くとは限りません。

そんなソフトアスペクトやハードアスペクトが、精神を司る月に関わるとどのような効果をもたらすのか、各惑星ごとに見ていくこととしましょう。
なお、詳しいアスペクトの見方に付いては、「自分と気になる人の月と太陽の関係性による夫婦相性占い」の記事を参照してみてください。

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