頭痛を甘く見ちゃダメ!その痛みは病気の前触れかも

疲れ気味の時や、睡眠不足のときって、頭痛になりやすいですよね。
全く頭痛にならない人もいれば、頭痛持ちで辛いという人もいます。
私はあまりないのですが、最近ふらっと軽くめまいがするときがあり、焦ります。
何も予兆もないまま急にあるので、どこか悪いのかなと思ったりして。
梅雨に入り、この時期になると頭痛を訴える人が増えるようです。
原因はやっぱり梅雨?
人の体はちょっとした変化でも感じることができるので、異変があるとサインを出すようです。
頭痛って軽く考えてはいけません。
病気の前触れかもしれませんから。
この時期の頭痛の原因と乗り切り方、そして頭痛が知らせる病気の前触れなどを紹介していきます。

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【梅雨の時期に起きる頭痛】

GWが開けて、初夏を思わせるような快晴で昼間は半袖でないと暑いのに、夕方になるとぐっと冷え込みます。
曇っているときなどは、風が冷たく感じたりしますが、次の日はまた暑いなど、この時期は天気が目まぐるしく変化しますよね。
カラッとした暑さにちょっと慣れて、扇風機やエアコンを使い始めたころ、梅雨に入ります。
暦でわかっていても天気予報が毎年微妙に違うので、いつになるのかと思いますが、外に出ると紫陽花がしっかり咲き始めています。
ちゃんと咲く時期がわかっている植物の習性に驚かされると同時に、季節の移ろいを実感します。
植物が感じるように、私たちもどこかで梅雨を微妙に感じてしまっているようです。
それがこの時期の頭痛です。
梅雨の時には低気圧が大きく張り出します。
気圧が低くなることで、周りの空気がどんどんと中に入り、行き場を失った空気は上昇して酸素濃度が低くなります。
その低いものが呼吸して体内に入ると、血液中の酸素濃度まで低下して血管が拡張し、神経を圧迫することで頭が痛くなります。
それにより自律神経の働きも乱れるため、めまいや吐き気などの不調も起きやすくなります。
高山に行くと急激に酸素が薄くなり、それに対応できないと高山病になりますが、この時期にはそれに近い状態になるので、早めの対処が必要になります。

 

【頭痛や不調を抑える方法は】

症状が出る前に、できることを挙げておきます。

1.体を冷やさない

梅雨になると湿度が高くなり、通常より温度も高く感じるため、エアコンで室内環境を整えますよね、
そのときに、温度を下げ過ぎないようにしましょう。
除湿設定にし、扇風機やサーキュレーターなどで空気の流れを作れば設定温度の下げ過ぎを防げます。
もし、避けられないなら、カーディガンやひざ掛けなどで体が冷気で冷えないようにしてください。

2.自律神経を整えるための安定した生活

自律神経は、朝目覚めて日の光を浴びることでONになり、夜にリラックスして睡眠にはいることでOFFになります。
毎日同じ時間に起き、同じくらいの時間に就寝するパターンをなるべく変えないようにしましょう。
また、快眠もとても大事なので、お風呂でゆっくり体も心もほぐせるよう、リラックスタイムにしてください。
寝る前のPCやスマホは睡眠導入を妨げるので、寝る1時間前にはやめましょう。
食事もできるだけ、朝夕晩の時間を変えないようにしてください。
適度な運動も新陳代謝をよくするのでお勧めですが、まずは乗り換えを階段にするなど、できることを無理なくやるようにしましょう。

3.適度な水分補給

この時期は乾燥していなくても、気温や気圧の変化で体が水分を欲します。
また、急な温度上昇があると、熱中症にもなりやすくなります。
だからといって大量にごくごく飲むのではなく、1~1.5ℓをゆっくり時間をかけて補給するようにしてください。

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