自分の適職・向いていることが分かるカルミネート天体2

前回までの「自分の適職・向いていることが分かるカルミネート天体1」では、オリエンタル天体についての解説と、カルミネート天体が木星の方の人世の傾向についてご説明しました。
今回は、カルミネート天体が木星の方の適職と、カルミネート天体が土星の方の目指すべき方向性と適職についてお話ししましょう。

<カルミネート天体が木星の場合の適職>

木星は精神性の高さや教養、法律も司っています。これは木星の拡大の性質が知識の広がりに繋がり、教養の行き着くところが結局は法的なことに対する理解であることに由来します。何かについて深い知識を持っているということは、その分野に関する法的な知識があるということに繋がるからです。
ですから、その木星が社会面での到達点を示すMCに近いカルミネート天体となっている方は、知識や法律などを拡大していく仕事、それらのことを広く世間に広めるような仕事に向いています。

カルミネート天体が木星の方は、おおらかで包容力があり、統率力もある人です。また、社会的な顔が拡大されることになりますから、社会においてとても存在感を発揮することになります。一言で言うと目立つ人です。これらの特性から、おのずと適した仕事というのは見えてくると思います。

例えば、高等教育や専門教育に携わり、知識や学問を追究する仕事。学者や大学教授など。単純に教養を広めるという意味で教師も向いているでしょう。(ただし、中学校以下の幼い子供を相手にする教師はまた別の適性が必要になります。)
宗教や哲学、思想を世に広める、宗教家や作家、出版業界や編集者。(特に木星が9ハウスでカルミネートしている場合)
法律に関わる仕事として、法律家、裁判官、弁護士、政治家、司法書士など。(特に木星が9ハウスでカルミネートしている場合)

また、世界の広がりを愛する人なので、貿易関係や旅行会社などの海外に関する職業にも適性があります。
10ハウスで木星がカルミネートしている場合は、質の高い仕事をするプロ意識の高い人になります。そのため、自然と上からの引立てに恵まれます。

次に、カルミネート天体が土星の方の目指すべき方向性と適職について見ていきましょう。

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