■20代女性の本音
先日、20代婚活女性とお話しすることがあったので、彼女らの本音をちょっとだけお話してみましょう。
女性の婚活は20代からと言われていることに、物申す気持ちは私だけではなかったようです。
男性の話でよくあるのが、「男の魅力は30代から。20代は遊んでいたい」ということ。
これに対して、20代女性の意見は厳しいものです。
「30代の男なんておじさんでしょ? なんでおじさんと付き合わなきゃいけないの?」
「男で婚活の現場で真剣に結婚相手を探しているのが、30代からしかいないなんてありえない」
「20代は遊んでおいて、30になって『結婚したい』というときに若い子から選ぶのって、どれだけ自分勝手なの?笑」
「20代女性だって、本当は同年代から選びたいんだよ。だけど、20代男性が結婚を視野に入れて考えてないから、仕方なく30代から選んでるんじゃん」
と、まあ…20代男性を目の前によく言ったものです。
30代女性は「おばさん」とはよく聞きますが、それなら30代男性は「おじさん」というのは当たり前ですね。
女性より男性の方が平均寿命は短いわけですから、均等に割っていったら男性の方が早く「おじさん」になるというわけです。
けれど、彼女たちは決して、30代男性が一律にダメだとは言いません。
「30代男性には、20代の頃にはない落ち着きがある」
「年を重ねている分、マナーもいいよね」
「常識的、経済的に考えたら、30代男性の方が良い。けど、収入面はおいといて、常識くらい20代のうちに身に付けろよって言いたい」
「男は子どもだからって話が通じるのも、学生のうちでしょ。社会人になったら、普通もっと早くにいい男になってたっておかしくないと思う」
辛辣な彼女たちの意見は、「20代のうちに遊んでいた男が、いきなり30になっていい男になるのか疑問」ということでした。
「せめて、内面は早いうちから改善していかないと、30代になってから性格を改めようとしても遅いでしょ」
「大人の魅力を身につけるまで、いつまで待てばいいの?」
ということらしいです。
確かに、30代になって結婚しようとしたとき、いい男になっていなければ20代女性が見向きするはずもありません。
彼女たちは若さを持っているわけですから、それを武器にいい男に出会えるはずなんですね。
だから、中途半端な男で妥協する気はないでしょう。
男の魅力は30から、と言えるのは、20代のうちに自分を磨いていた男が言える言葉です。