冥界と心理学 ~夢を通して闇を見つめよう~ その7

おはようございます。志方弥公です。

冥界って意識すればするほど、高尚でミステリアスで、怖いけれど憧れる世界……ですね。
本当に神秘だな、と思います。

夢の中でも、あの世と深い繋がりがあるのは、私たちが生きているというだけで、確実に死に向かっているからなのです。
死は誰にも逃れられない宿命です。
それだからこそ、身近な人が亡くなると、冥界という世界観を作って、人類は宗教や神を造り上げ、神聖化させたのです。
エジプトなんかも良い例でしょう。

王が死ぬと、ピラミッドに葬られます。
そして王の魂が船に乗ってあの世を旅をし、そして生まれ変わるために戻ってきて肉体に宿すという考えがなされました。(間違いがあったらすみません)

だから肉体であるミイラが必要なのです。
そう考えると、あの世ってとても懐かしくて、畏れ多くて、抗えない絶対的な世界だと思いませんか。

そこからやってくる死者は、神同様と見なし、奉るのが日本人です。

夢の中で亡くなった人が出てくると、絶対的な価値観を持つのです。
警告も、予言も、死者から発するメッセージはとても大事なものだと、遺伝子レベルにまですり込まれているのです。

だから、私は分析をするときにそういったメッセージをとても重要視しています。

前回の自殺した友人の夢を見た記事で、私なりに考えたことをまとめます。

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