猫にワクチンは必要か?【2】

前記事「猫のワクチンは必要か【1】」

前回はワクチンの必要性に沿った流れの話をしたけれど、今回は真逆のパターンをひとつ紹介。
ワクチンを打つことによって、「100%死んでしまう特定の病気」をほぼ回避できる。そうでない病気にだって、かかる可能性があるのならば是非予防しておきたい。
だが、私たちの愛猫の体はとても小さく、時に薬の効力に耐えることができなかったり、少し食べないだけでも体重が減ってしまったり。あれ?最近水のむ量減ったな?とおもったら脱水症状に陥っていたり。
時によって貧血状態では血液検査のための採血もためらわなくてはいけなくなるほどに、繊細でか弱い生き物だ。
ワクチンにしろ避妊去勢手術にしろ、1歳未満の幼い時に行うということもあって、考えてみれば結構大ごとだ。
だけど代々猫を飼っていると、そういう危険意識も薄くなってしまうものかもしれない。
個体によって、体の丈夫さは違う。
うちにいる黒猫は現在1歳半だが、初めての5種ワクチンでショック症状に陥った。
そもそも5種のワクチンのうちどれで反応したのかが分からない為、3種を打っても同じ結果になっていた可能性はあるのだが、その時私は「小さい頃からこんなに無理させたなんて。」と後悔した。

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