ガッテン塗りというスキンケア方法をご存じですか?ガッテン塗りは、一般的なスキンケアとは違った、斬新なスキンケア方法で、注目を集めています。今回は、ガッテン塗りの効果と正しい方法、おすすめのクリームなどを紹介します。
ガッテン塗りとは
ガッテン塗りとは、クリームだけで終わるスキンケアのことで、一般的に知られているような、化粧水、美容液、乳液で終わるようなスキンケアとは全く違う方法です。
ガッテン塗りの由来
ガッテン塗りの由来は、NHKの放送番組「ためしてガッテン」で紹介されたことから、そのままガッテン塗りと呼ばれるようになりました。この番組では、高級コスメを使用している40歳の女性より、ガッテン塗りをしている89歳のおばあさんの方が、お肌の水分量が多かったという驚きの結果が出たため、このスキンケア方法を試す方が増えたのです。
ガッテン塗りの方法
ガッテン塗りの方法として、洗顔後に水分を拭きとってクリームを塗る、化粧水をしてクリームを塗る、などの曖昧な解釈が多いため、正しいガッテン塗りの方法をご紹介します。
ガッテン塗りは、洗顔後の濡れた肌に、タオルなどで水分を拭き取ったりせず、水滴がついたままクリームを塗って終わるのが正しい方法とされています。そうすることで、水分が逃げずに閉じ込められて、お肌がしっとりと保湿されます。
ガッテン塗りの効果
ガッテン塗りはどのような効果が得られるのかみていきましょう。
ガッテン塗りでうるおいキープ!
ガッテン塗りは、洗顔後にすぐにクリームを塗るので、蒸発しやすい水分が閉じ込められます。そのため、肌のうるおいがキープ効果が期待できます。
ガッテン塗りはニキビにも効果がある?
ガッテン塗りは、ニキビ予防にも効果が期待できるという口コミもありました。
オイル成分が多いものを塗るとニキビができやすいイメージですが、水分が逃げて油分が多く出てくることでニキビはできてしまうため、ガッテン塗りで水分を閉じ込めて肌状態を保つことで、ニキビ予防に効果が期待できるといわれているようです。
ただし、ガッテン塗りには、ニキビの炎症を抑えて直接治すような効果はありません。また逆にニキビができやすくなったという口コミもあるため、脂性肌の方などは注意しましょう。
ガッテン塗りはシミにも効果がある?
ガッテン塗りは、保湿力を高める美容方法ですので、シミを消したり予防する効果はありません。
ガッテン塗りはニベアがおすすめ?
ボディにもフェイスにも使える王道のニベアですが、ガッテン塗りでも使われることが多いようです。ニベアでガッテン塗りをするにあたって、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?それぞれみていきましょう。
ニベアでガッテン塗りをするメリット
ニベアは高級クリームに比べて安価なため、手軽にガッテン塗りができます。成分としては、ワセリン、グリセリン、スクワラン、ホホバオイルなどが入っています。
高級なクリームを購入するとどうしてももったいなくて少量ずつしか使えないことも多いですが、安価なニベアなら量を気にせず使うことができます。
ニベアでガッテン塗りをするデメリット
ニベアでガッテン塗りした方の中には、べたつきを感じた、ニキビができやすくなった、という声もあるので、メリットだけでなくデメリットもあるようです。
ニベアのクリームは、油分でしっとり保湿してくれますが、肌質によっては、塗りすぎると皮脂と混ざりやすくなって、べたつきやニキビになることがあります。量を調節したり、ご自身の肌質や質感の好みによって、軽めのクリームを選ぶのもおすすめです。
ガッテン塗りにおすすめのクリーム
ニベア以外にも、ガッテン塗りにおすすめのクリームをいくつかご紹介します。
キュレルの保湿クリームでガッテン塗り
キュレルのクリームは、ガッテン塗りをしてもべたつかない軽いテクスチャーなので、クリームが苦手な方でも使いやすいクリームです。アルコールフリーで敏感肌の方でも使える肌に優しいクリームなので、こってりしたクリームをガッテン塗りするのが不安な方にもおすすめです。
ヴァセリンでガッテン塗り
肌に優しいヴァセリンは、保湿効果に優れているのでガッテン塗りにおすすめです。多く塗りすぎると少しべたつきを感じやすいので、量を調節して使いましょう。
まとめ
ガッテン塗りという美容方法について紹介しましたが、いかがでしたか?
ガッテン塗りは、一般的なスキンケアの常識を覆すような、クリームだけのスキンケア方法です。簡単に保湿できるのが嬉しいですよね。乾燥しやすい冬場だけでなく、夏場のエアコンなどによる乾燥が気になる方にもおすすめです。
乾燥が気になる女性は、ぜひ一度ガッテン塗りを試してはいかがでしょうか。