ホロスコープで占う「組織の中で失敗しやすい、孤立する時期」

前回までは、太陽と木星のハードアスペクトを持つ人が、更に火星とのハードアスペクトを形成した場合の影響について見ていきました。
今回は、太陽と木星のハードアスペクトを持つ人が、土星以遠のマレフィック天体とハードアスペクトを形成した時の影響について見ていきましょう。

<太陽と木星が土星とのハードアスペクトを形成する場合>

木星は発展と拡大を司る惑星です。どんどん前に出ていくイメージ。クラスで言えば盛り上げ役です。
それに対して土星は、忍耐と試練、重圧を表す惑星です。クラスで言えば学級委員や風紀委員。規律と信用を重んじる、真面目で融通の効かないタイプです。

言うまでもなく、タイプとしては正反対のこの二つの天体は、両立するのが難しい天体です。基本的に惑星というものは地球から遠い惑星が地球に近い惑星を制することになるため、土星は木星にとってお目付け役にあたります。

土星と木星がソフトアスペクトを形成していれば、土星の堅実さや秩序の中で木星が発生していけるのですが、ハードアスペクトの場合は、このバランスがうまくいきません。

木星は発展したがるのに、土星がそこにブレーキをかけるわけですが、このブレーキのかけ方のタイミングが悪かったり、適切な力加減では無かったりして、発展性と抑制の力関係が不調和をもたらします。

レコメンド
続きを読む
人気記事

こちら記事も人気です

モバイルバージョンを終了