いじめ・イライラ時期のホロスコープについて3

前回は、生まれつき太陽と火星のアスペクトを持っている人が、更に土星によって凶角度を形成した場合、どのような現象に繋がるかを見ていきました。

土星は動きが遅いため、2、3年は苦しい状態が続くことになりますが、海王星、天王星、冥王星ほど動きが遅いわけでもないので、自覚症状として辛い時期だということが分かりやすい分、逆に辛く感じるという面もあります。

逆に、これからお話しする海王星をはじめとするトランスサタニアンは、公転周期が長く、なかなか影響時期が過ぎ去らないため、自覚症状としてはあまりないかもしれません。
あまりにも影響期間が長いため、それも込みで自分の性格のように考えてしまうのです。

ちなみに、火星と太陽がアスペクトを形成しているところに、土星、海王星、天王星、冥王星といったマレフィック天体が介入する場合、これらの天体が火星だけでなく、太陽と凶角度を取っていても良くない影響が起こります。
たとえば元々の出生のホロスコープで太陽と火星が凶角度を取っている人の場合、火星と土星が凶角度を形成するのは太陽と土星が凶角度を形成する時期と被ります。(例えば元々太陽と火星が90度だった人は、火星と土星が90度になるとき、太陽と土星が180度を形成することになります。)
太陽と火星の両方が、土星によって重圧をかけられることになるわけです。

ですから、元々太陽と火星が凶角度を取っている人が土星の凶角度の時期に達した場合、太陽と火星が吉角度を形成している人よりもずっと辛い時期になる可能性が高いと言えます。

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