自分の適職・向いていることが分かるカルミネート天体3

前回までの「自分の適職・向いていることが分かるカルミネート天体2」では、カルミネート天体が木星と土星の方の人世の傾向についてご説明しました。
今回は、カルミネート天体が天王星と海王星の方の適職と、カルミネート天体が土星の方の目指すべき方向性と適職についてお話ししましょう。

<カルミネート天体が天王星の場合の適職>

その人にとっての成熟した社会的な顔であるMCと、改革、独創性、変化、転換を司る天王星がカルミネートしている人は、一言でいえば改革者タイプです。

天王星は、伝統や古い体制を壊し、新たなステージへと導く性質を持っています。大抵の人は、転職したくなる時期や、今いるステージから別のステージに移りたくなる時期がありますが、そういう時期には必ずと言っていいほど天王星が強く影響しています。天王星はそういった、変化や革新を司る天体です。そんな天王星がカルミネート天体である場合、その人の社会的な側面が常に変化と隣り合わせになります。どういうことかというと、端的に言うと転職や転勤の多い人生になります。自然と引っ越しも多くなり、生活もめまぐるしく変化します。人によっては毎年引っ越しをするような人もいるようです。
仕事においても変化と革新、独創性が必要とされます。この人自身が刺激と変化を求める性質ですから、逆にそういった環境でなければ退屈してしまいます。前回の土星のカルミネートの対極にいるような人がこの天王星のカルミネートであると言えます。

生来独創的な人ですから、自分自身の手で新たなシステムや分野を開拓、開発することもあり得ます。一般的に見ると変わった人です。機転のきくアイディアマンですが、既存のシステムの中で優秀な歯車であるということが苦手で、与えられた役割の中で求められる成果を上げるということには向きません。そのため上司との折り合いはあまりよくはないかもしれません。土星と対極にあると先ほど言いましたが、権威や安定とはどうしても相容れないのがこの星です。そのため上司との衝突が原因で転職することもあるでしょう。面白いと思っていた職でも、常に革新的な仕事というのはなかなかなく、ほとんどの仕事はやがて安定期に入りますから、そうなってしまうともうカルミネート天王星の人には途端に魅力がなくなってしまいます。創造性のない、オリジナリティーの求められない仕事に用はないのです。また、この生まれの人は元来反骨精神が強く、権威に対して反抗的なので、組織が大きくなってくるとその束縛や抑圧が耐え切れずにそこから出ていってしまいます。孤独も恐れない人なので、組織で孤立している場合もあります。

カルミネート天体が天王星の人の適職は、革新的なビジネスです。コンピュータやインターネット関連、宇宙開発やロボット工学、医療分野などの最先端テクノロジーに関わる仕事、サラリーマンであれば独創性を生かして仕事ができる企画部や開発部など変化がつきものの部署が向いています。逆に、伝統を重んじる仕事には向きません。

次は、カルミネート天体が海王星の場合の目指すべき方向性と適職について見ていきましょう。

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