前回の「職業運・男性運を傷つける「傷官運」をホロスコープで見る方法1」では、傷官星に関わる4つの星の特徴についてお話ししました。
今回は、傷官星が傷つける「官星」についてお話しします。
官星が示す福を傷つけるのが傷官ですから、官星の特徴を知ることで、傷官運の時にどのような面でよくないことが起きるのかを見ることができます。
■傷官星が傷つける「官星」とは
官星は、偏官・正官のことを指します。
偏官は、日干を尅す五行のうち、陰陽が日干と同じものであり、具体的には、日干が甲の場合の庚、日干が乙の場合の辛、日干が丙の場合の壬、日干が丁の場合の癸、日干が戊の場合の甲、日干が己の場合の乙、日干が庚の場合の丙、日干が辛の場合の丁、日干が壬の場合の戊、日干が癸の場合の己の、十種類の関係のことを言います。
正官は、日干を尅す五行のうち、陰陽が日干と反対のものを言います。
具体的には、日干が甲の場合の辛、日干が乙の場合の庚、日干が丙の場合の癸、日干が丁の場合の壬、日干が戊の場合の乙、日干が己の場合の甲、日干が庚の場合の丁、日干が辛の場合の丙、日干が壬の場合の己、日干が癸の場合の戊の、十種類の関係のことを言います。