多くの人は「笑う」ということに良い印象を持っていると思います。
笑うことはストレスの解消にもつながり、健康的にも良いという話を聞いたことがないでしょうか?それだけではなく他にも、身体的にも良い効果が得られるということは科学的に証明されています。
「笑う」ことの効果について迫ってみました。
■ 「笑う角には福来る!」笑顔がしあわせとつながっている理由
「笑う門には福来る」という言葉を何気なく使ってしまっていますが、その意味に込められた真意についてまずはご紹介していきます。
「笑う門には福来る」の「門」は、家族や家庭を表現しているといわれています。いつも笑っている人がいる家庭には自然に幸福が訪れるという意味で、どんなに苦しいことがあっても希望を忘れずに毎日を笑って過ごしていれば幸福はやってきてくれる、という真意が込められています。
人は悩みを持つと笑顔がいつの間にか消えてしまいます。悩み始めると「笑顔」で過ごす時間が減っていき、心もどんどん落ち込んでいってしまうのです。
■ 笑うことで増加する?「しあわせホルモン」の正体
心が落ち込む原因の一つにセロトニンという脳内物質の不足があげられます。
脳内伝達物質の「セロトニン」は別名「しあわせホルモン」と呼ばれることもあり、増加することによってストレスの軽減やアンチエイジング、精神を安定させるなどの効果があるといわれています。
セロトニンは生活習慣や食生活の乱れで不足し、セロトニン不足になると不眠になりがちになったり、ストレスが溜まりやすくなります。
セロトニンが「しあわせホルモン」と呼ばれているのは、精神が安定することで幸せな気持ちを感じやすくなるため。笑うことでセロトニン神経が活性化し、増加するということが研究で判明されています。
笑うことは「しあわせホルモン」を増やし、心穏やかな毎日を送るためにとても大切なことなのです。