貴女は学生の頃、友達にキューピッド役を頼まれたことはありませんか?私は何回もありました。笑 それも１回は、大好きだった男子に！今回は好きなら例え親友でも渡してはいけないということと、男女間に友情は成り立つのか？をテーマに恋愛ぶっちゃけトークをお届けします。
♥実は両想い2017だった！？
３０歳を過ぎたある年の年末に、職場の忘年会があって、２次会でたまたま入った居酒屋になんとその彼が！それまでも結婚前は皆で飲みに行ったりはしていましたが、お互いに子持ちになってから会うのは初めてだったと思います。酒の強い女四人組で行ったため、彼まで席に連れてきて、皆で絡むというなんと酒癖の悪いこと！笑 くだらない話ばかりしていたのですが、急に彼が後ろの席に行こうと言い出し、二人で移動しました。そこからが、酔いの冷める話。あの時付き合ったのは、私に頼まれたからだと言い出したのです。根耳に水もいいとこで、驚きました。と同時にこの話は絶対に女同士の間では封印しなくちゃと思いました。そして、女好きで遊び人と大人になってからずっと思っていた彼に対しての印象がガラリと変わったのでした。彼は私が住んでいた場所からすぐ近くにいることは知っていましたが、地元からは２駅ほど離れていて場所的にも辺鄙なところ。昔の仲の良い友人達はほとんど地元にいましたから、何故、わざわざそこを選んで越してきたのか不思議ではあったのですが、たまたま不動産屋から勧められたんだろうくらいにしか思っていませんでした。ところが、彼がいうには、私が心配で近くにいたかったから。という理由で地元を離れたんだそうです。私がとんでもない旦那と暮らしていて色々と大変だということを女友達から聞いたのだそうです。そして、「俺がずっと見守ってるからな」と最後に言いました。その時はキョトンとしていた私ですが、明け方、家の近い同僚と二人で「締めにコーヒー飲もっか！」と居酒屋を出て歩き出してから涙が止まらなくなりました。彼がそこまで純粋で優しい人だとは思ってもいませんでした。まして、その気持ちが自分自身に向けられているなどとは夢にも思わなかったのです。私も彼もお互いにある意味、間違った選択をして、人生をややこしくしてしまったのかも知れません。この当時、すでに私たちには子供も数人いて、恋愛や結婚という気持ちにはなりませんでしたが、それならそうとあの時言ってくれたら。。。という気持ちと、例え親友でもハッキリと自分の気持ちを伝えて断るべきだったと後悔しました。これは学生の頃のエピソードで大人になればこのようなことはまずないとは思いますが、キューピッドではなくても、仲の良い友達と同じ人を好きだとわかった場合、その人のことを本当に好きなら、安易にあきらめてはいけないということをお伝えしたいのです。些細なボタンの掛け違いがその後の人生に大きな影響を与えることもあります。また、自分の気持ちに背いてしまうと後々まで苦しむ結果になります。当たって砕けるなら良いのです。当たる前から人に譲ってしまう、あきらめてしまう。これは自分のために良くありません。心の声に素直に従うこと。それが１番大切ではないでしょうか？過去の経験を通じて私はそう思います。