【芦屋道顕】霊感があるおぬしのための霊的防御術(1)【取り憑かれたくない】

今年もじっとりと汗ばむ夏の陽気になってきたのう。そろそろお盆を迎え、築何十年で開かずの間のあるようなお屋敷の実家に帰る者もいれば、先祖の墓参りに行く者、海や山のレジャーに出かける者、さまざまであろう。

しかし、どこへ行くにもどこで過ごすにしても、お盆の時期はとりわけ普段の時期に比べて、そこかしこに招かれざる客がおるのじゃ。

盆には地獄の鬼も休むゆえ、地獄の釜の蓋が開くとは昔から言われておるが、まさに地獄から舞い戻って現世になんとしても留まろうとする死霊や、物見遊山に来た魑魅魍魎が、通りすがる人間に手当たり次第ちょっかいを出そうとし、あわよくば取り憑いてやろうとしておるのじゃ。

ゆえに、普段から何かと霊的な現象を経験しやすいおぬし、とりつかれていたと断定はできぬものの、なんとなく地の気が良くない場所やいわくつきの場所に行ってから、ちょっとした不運が続く、あるいはあからさまに運気が落ちた、気力体力が何者かに吸い取られていると感じたことのあるような、霊的防御が弱いおぬしのための霊的な防御方法を紹介するぞよ。

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