20代でも更年期になる?気になる更年期の症状と対策

20代でも更年期になる?気になる更年期の症状と対策

30歳なのにもう更年期?20代で更年期ってあるの…?女性で自分の異変に気づいたとき、もしかして…と更年期を疑うことがあるのではないでしょうか?更年期は20代、30代でも「若年性更年期障害」として起こることがあります。今回は更年期とは何か、30歳で更年期の心配が出てきた、20代で更年期対策をしたい人に向けて色々調べてまとめてみました。(※正しい情報は必ず医療機関から発信される内容をチェックし、病院での診察を受けてください)

更年期とは?

まずは更年期とは何か、簡単にチェックしていきましょう。更年期についての詳しい説明は、きちんとした医療機関で質問し、気になることは解消してくださいね。

  • 更年期とは…更年期とは女性の閉経年齢から前後10年間を指して言います。更年期障害と言われる症状の中には有名なもので「体のほてり」「発汗」「動悸」「息切れ」「疲労感」「イライラ」「頻尿」などがあります。

更年期の症状については個人差があり、全員が同じ症状というわけではなく、程度にも違いがあります。「私はこうだったから、あの人もそうだろう」と決めつけず、更年期とは人によって違いがあるということを覚えておきましょう。
また、全員が更年期障害になるとは限らないので「その動悸は更年期障害の症状だね」と決めつけないように気をつけてくださいね。

体の不調を感じたら、必ず病院での診察を受けるようにしましょう。

さて、更年期とは閉経から前後10年間…と紹介しましたが、30歳…早ければ20代で「これって更年期障害では?」と思うことってありませんか?実は更年期には「若年性更年期障害」というものもあるのです。
次は、若年性更年期障害についてもう少し詳しく見てみましょう。

20代、30代が気になる若年性更年期障害とは?

20代、30代で「体のほてりがあるし、イライラもひどいし…これって更年期の症状と似てる」と感じることがあったり、周りから冗談でも「もう更年期じゃない?」と言われたりしたら、自分はもう更年期になったのか?と気になりますよね。

そこで出てくるのが「若年性更年期障害」です。名前の通り、20代30代の女性で更年期に似た症状が出るのが、若年性更年期障害の特徴です。
体のほてりがある、手足が冷えてくる、イライラや頭痛に悩まされるといった更年期に似た症状が出てきます。また、生理不順になること、うつに似た症状が出てくることもあるため、体の不調を感じたときには20代30代と若い頃でも病院に行って相談することが大切です。

急激に体重が落ちたり、体が飢餓状態になると生理を止めて生命活動を守ろうとします。妊娠を望む女性にとって悩まされる症状ですので、気になることは早いうちに病院へ行って相談し、解決したいですね。

若年性更年期障害になる原因とは?

30歳でも更年期になることがある、「若年性更年期障害」ですが、原因は何になるのでしょうか?

調べてみると、一般的に20代30代で更年期に似た症状が出る人は強いストレスを感じ、ホルモンバランスが崩れるためと言われています。
仕事中に感じるストレスが自律神経を乱し、ホルモンバランスを崩していく…ということだそううです。

また、20代の頃はいくら食べても運動すればすぐに痩せたのに、30歳になってから体重が減らなくなったから過度なダイエットを始めた…という場合にも更年期に似た症状が出てきます。
睡眠不足、煙草、偏った食生活なども20代や30代の体の不調にも繋がるため、生活習慣の乱れが若年性更年期障害の原因となるようです。

更年期にならないための対策方法は?

30歳で更年期なんて嫌だ!と思いますよね。それでは、更年期にならないための対策方法は何があるのでしょうか?確実に更年期を予防する対策方法とは言えませんが、何もしないよりは何かしら対策を立て、30歳でも健康的に毎日を過ごしましょう!

更年期対策方法①生活習慣の見直し

20代、30代で更年期にならないための対策は、生活習慣を見直すことです。30歳からでもなってしまう更年期の原因が生活習慣の乱れなら、予防するための対策は規則正しい生活です。
以下のチェックポイントを自分の生活に当てはめてみましょう。

  • 食事に偏りが出ていないか?
  • 過度なダイエットをしていないか?
  • 運動不足になっていないか?(運動のし過ぎになっていないか?)
  • 飲み会や晩酌などで飲み過ぎていないか?
  • 喫煙頻度は多くないか?
  • 睡眠時間をきちんと確保できているか?

社会人になると規則正しい生活習慣なんて難しいかもしれません。ですが、30歳から更年期になってしまうと、仕事にも支障が出てきます。
「更年期に効果ありの栄養商品」「更年期の悩みを解消するサプリ」などをお店で見かけることがあるかもしれません。ですが、まずは普段の生活を見直さなければ、サプリなどの市販品に頼り続けることになるかもしれません。

面倒でもまずは自分ができることからひとつずつ、生活習慣を改善させていきましょう。

更年期対策方法②早めに病院へ

気づいたときには既に更年期の症状では?と思われるときには、早めに病院へ行き、医師の診断を受けましょう。早めの対処こそ、ひとつの更年期対策です。
「30歳で更年期なんて、まさか私が…」と先延ばしにすればするほど、症状が重くなっていく可能性もあります。不安を取り除くなら、自己診断よりも医師の判断です。病院に行くことで適切な処置を受けることもできます。

今では20代、30代で更年期に似た症状が出ている人が増えています。特別な病気というわけではないので、気になったら婦人科などに相談しに行ってくださいね。

出産後のイライラは産後うつ?更年期うつ?

20代で出産した女性で悩まれるのは、出産後にイライラするのは産後うつなのか、それとも更年期なのかということです。実は更年期には「更年期うつ」というのがあり、これと悩むケースがあるのです。
一般的に産後うつにも更年期うつの症状と同じく、イライラすることが挙げられます。そのため、自分がイライラするのは産後うつなのか、更年期うつなのか悩む20代ママ、30代ママがいます。

産後うつの症状はイライラの他にも子供への愛情が薄い、吐き気がする、なぜか涙が出てくる…などといった変化が表れます。更年期うつと似た症状ですと、不安になりやすい、眠れなくなる、やる気が起きないといったような変化が出てくるでしょう。

更年期うつの場合、その他に体のほてりや動悸といった体の変化も見られます。
自分が若年性更年期障害なのか産後うつなのか、悩まれるときも病院への受診がおすすめです。婦人科に行って相談すれば、適切な処置を受けることができるでしょう。

まとめ

今回は30歳からでもなる更年期について調べてまとめてみました。30代、20代でも更年期になるのは珍しくありません。記事の内容は調べたものをまとめたものになるため、必ず正しい情報を自分で調べ、気になることがあれば医療機関へ相談するようにしましょう。