夫婦が離婚する原因は?離婚の原因と離婚の理由から見る注意点

夫婦が離婚する原因は?離婚の原因と離婚の理由から見る注意点

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離婚理由は何が多いのか、夫婦が離婚する原因は一体何があるのか知っていますか?結婚して夫婦になったときは夫や妻と離婚したいと考えることはないでしょう。ですが、夫婦生活が長くなるうちに様々な理由から、離婚する原因が出てきてしまうことも。今回は離婚の原因と離婚理由から見る注意点をご紹介していきます。

離婚の原因は?夫婦が別れる理由

離婚の原因は?夫婦が別れる理由

まずは離婚の原因は何があるか見ていきましょう。一般的によく言われるものは、自分たち夫婦にも当てはまるかもしれません。別れる理由にならないよう、離婚の原因をチェックして未然に防ぐようにしましょう。

離婚の原因①価値観の違い

夫婦が離婚する原因として多いのが、価値観の違いです。価値観の違いと聞くと、とても大雑把なものに感じられるかもしれません。ですが、離婚の原因として挙げられるくらい「この夫(妻)とは価値観の違いからやっていけない」と思われることが多いのです。
その価値観とは、これから更に詳しく紹介する「お金の問題」「仕事の問題」「子供の問題」などが絡みます。1つの事柄だけでなく、色々なものが複雑に絡み合った結果、総合的に価値観の違いとして離婚の原因に挙がるのです。

離婚の原因②思いやりがなくなる

離婚の原因に、相手から思いやりがなくなった、優しさがなくなったと感じることから挙げられます。夫婦生活を円満に過ごすためには、相手への思いやりや優しさ、誠実さを失ってはいけません。一緒に生活するうえで大切なものを失くすと、だんだんと仲が悪くなっていき、離婚の原因になっていくでしょう。

離婚の原因③性格の不一致

離婚の原因

離婚の原因でランキング上位に挙げられることが多いのが、性格の不一致です。この離婚原因は付き合ってすぐに結婚したカップルに多く、相手をよく知らないまま好きになった勢いで一緒になったら性格の不一致が出てきたというパターンです。また、長く付き合っていたけれど、一緒に暮らすようになったら細かいところで性格の不一致が目立つようになり、離婚の原因になるパターンもあります。

離婚の原因④子供に無関心、暴力を振るう

離婚の原因には、二人の子供について絡むことも多いです。子供がいる夫婦の場合、「夫が子供に対して無関心だ」「妻が子供に暴力を振るっている」というような理由から、子供を守ろうとして、離婚に至ることもあります。両親が揃っている方が子供のためにいいと思う夫婦もいますが、「こんな状態では子供に良くない」と考え、子供への態度が離婚する原因になることもあるのです。

離婚の原因⑤異性として見れない

離婚の原因には、恋人時代に異性として見ていたけれど夫婦になったあとは異性として見れないということがあります。夫婦なら異性として見れなくても一緒に生活できればいいという意見もありますが、恋人時代と同じように異性として見れなければ別れたいと思うという意見もあります。そのため、異性として見れないことが離婚の原因にもなるのです。

離婚の原因⑥嫁姑問題がある

離婚の原因に、嫁姑問題が絡むことはよくあります。姑は夫(息子)がかわいいので、妻(嫁)のことを快く思わないことが多いのです。そのため、姑の細かい注意や夫婦生活に色々と口出されるのが嫌になり、離婚の原因になることがあるのです。嫁と姑の間に夫が立ち、上手く立ち回れば離婚の原因にもならないのですが、そこまで器用な夫はなかなかいないでしょう。

離婚の原因⑦借金などお金の問題

離婚の原因

離婚の原因に借金が挙げられます。夫婦生活において、お金の問題は二人の問題です。片方に借金があれば、夫婦としてもう片方にも責任が出てきます。二人で相談して組んだローンなどは問題ありませんが、夫か妻が勝手に作った借金については夫婦のお金の問題として、大きく喧嘩のタネになるでしょう。そのため、借金などが絡むお金の問題は離婚の原因になりやすいのです。

離婚の原因⑧仕事ばかりで家庭を顧みない

離婚の原因は意外にも仕事ばかりしすぎたせいで別れることになったというのがあります。生活していくうえで絶対に必要なお金ですが、稼ぐために仕事ばかりしていると夫婦間ですれ違いが生まれます。仕事は確かに大切ですが、仕事ばかりしていると「どうして結婚したのか」「家族の時間がない」と感じてしまいます。バランスがとれなければ、仕事が離婚の原因になってしまうでしょう。

離婚の原因⑨妻・夫が嘘をつく

離婚の原因に妻や夫が嘘をつくことが挙げられます。結婚した妻や夫が事あるごとに嘘をつく場合、信頼関係は築けません。信頼できない人と一緒に暮らすのは無理ですよね。嘘をつく妻や夫に対して「嘘をつくのはやめて」と言っても、嘘をつき続ける場合はイライラして精神的苦痛を覚えるかもしれません。そのため嘘は離婚の原因になるのです。

離婚理由から見る別れないための注意点

離婚理由から見る別れないための注意点

次に離婚理由から夫婦が別れないための注意点、対策などを見ていきましょう。結婚してすぐに離婚などは避けたいですよね。離婚理由を知っていき、妻や夫と別れないためにはどうすればいいか考えていきましょう。

離婚理由から見る別れないための注意点①お金のことは相談する

離婚理由にある借金などのお金の問題ですが、これは夫婦間でよく相談することによって解決できるでしょう。借金だけでなく、お小遣いや生活費、子供のための貯金などは一方の意見だけで決めずによく相談してください。お金に関することは細かいくらいがちょうどいいです。あとから細かく文句を言わないために、月2回や週1回など、家族のお金のことについて報告や相談を行うとストレスも溜まらないでしょう。

離婚理由から見る別れないための注意点②子供を大事にする

離婚理由から見る別れないための注意点

当たり前ですが、子供を大事にすることは夫婦が長く続くために必要なことです。離婚理由となる子供関連の問題は虐待に繋がりそうなものもあります。自分の子供の危機を守る親は多いです。もし、子供のことで悩んでいるならまずは適切な場所に相談しに行くか、妻や夫に子供と付き合うためのコツを聞くのもいいでしょう。
いきなり母親、父親になるわけですから、子供との向き合い方も夫婦で同じように進むわけではありません。突然親になれない人もいます。
もし、相手から子供との接し方について相談されたら、根気よく向き合うようにしてください。

離婚理由から見る別れないための注意点③親の味方をしない

離婚理由に嫁姑問題があるように、これまで違う家族と暮らしてきた二人には自分の親がいます。妻や夫よりも自分の親と付き合ってきた年月の方が長いでしょう。自分のことをよくわかっているのも親かもしれません。ですが、もし妻や夫が自分の親と違う意見を言ってきたとしても「親はこう言っていた」と言い返さないようにしましょう。
二人で新しい家庭を作っていく意識を持ってください。親の味方ではなく、妻や夫の味方をすることで離婚理由の嫁姑問題などを少しは改善の期待が持てます。

離婚理由から見る別れないための注意点④嘘はほどほどに

離婚理由から見る別れないための注意点

離婚理由に嘘をつくため信用できないというのがありますが、これを回避して別れないようにするには、なるべく夫婦間で嘘をつかないようにすることです。絶対嘘をつかないというのは難しいでしょう。嘘も方便という言葉があるように、時には嘘をつかなければいけない場面があるかもしれません。ですが、嘘を繰り返すのはやめましょう。
たとえば浮気のための嘘、お金の嘘など、二人の関係に大きく影響を与えるような嘘はやめてください。
誕生日のサプライズのための嘘やからかうためその場限りの軽い嘘などがいいでしょう。

離婚理由から見る別れないための注意点⑤モラハラに気をつける

離婚理由で思いやりがないというのがありましたが、この思いやりが欠けていると無意識にモラハラをしている可能性があります。モラハラとはモラルハラスメントです。「誰のお金でご飯を食べてると思ってる?」「私が我慢すればすべて丸く収まるんでしょ」など、モラハラ発言が出てくると危険信号です。
相手のことを尊重できないで自然と出てくる言葉の中にモラハラが隠れているかもしれません。「なんで私ばかり」「妻(夫)が悪いのに」と考えることが多い場合は、自分の言動にモラハラの傾向があると考えた方がいいでしょう。

離婚したいと思ったときは弁護士へ

離婚したいと思ったときは弁護士へ

離婚理由から別れないための注意点を紹介してきましたが、どうしても離婚したいところまできてしまっているという夫婦もいるかもしれません。もし、離婚したいと思った時、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
当然ですが、離婚は夫婦で両者の了承がないとできません。離婚したいと思っても簡単にできないということがあるので、まずは相談しましょう。
離婚したいなら話し合いで解決できるのが一番ですが、大きな労力がかかると思っておいた方が気持ちとしては楽でしょう。

まとめ

今回は離婚の原因に挙げられる行動や態度を紹介してきました。離婚理由から夫婦が別れないための注意点も紹介してきましたが、もしかすると離婚したいと考えてしまうかもしれません。そのときは弁護士などの専門家に相談し、上手く解決方法を探っていきましょう。