30代か諦めか
参加予定の婚活パーティーがズレこんだことで、会場には30代以上の男性ばかり。
学生の頃であれば年上男性に興味を持ったかもしれないけれど、社会人になってからは同年代の男性の方が話しやすくていいなと思います。
だから、今日は20代男性に出会うために参加したのです…!
でも会場には気になる20代男性はおらず、そのままフリータイムへと突入です。
1回目のフリータイムはお話しする人(30代男性)もいて、難なく1人ぼっち寂しい状態にはならずに済みました。
話も盛り上がりつつどうしよっかなー、30代の人とカップリングしちゃう?なんて、前回の惨敗も忘れて考えていたら、見事次の回には1人に。
女子同士の会話
1回目のフリータイムは30代男性さんとお話してたので、余裕ぶっていましたが、そんな甘い考えでいたらいけませんでしたね。
やばいな、これはまた地獄を見るパターンだと焦りました。
会場が小さいせいか周りの声もよく聞こえて、A子さんが楽しそうにお喋りしている声も聞こえる…!
もう1人でいる自分とA子さんを比べたところで悲しみしか生まれませんから、あえて別方向へ目を向けました。
すると、いるではありませんか、お仲間が!
そう、今日のパーティーは女性の方が人数が多いのです。
ぼっちになる女性が多いのです。
だから、私には仲間がいる!.:*゚..:。:ヽ(○´3`)ノ.:*゚..:。:.
と、まあそこまで考えたわけではありませんが、1人ぼっちになった私は自然と女性の横に座っていました。
清楚そうな女性に癒しを求めたんでしょうね。
隣同士になってしまって(っていうか私が勝手に座ったのですが)話さないって言うのも気まずいので、「いきなりごめんなさいねー」なんて話していたら、もう1人のぼっち女子もやってきました。
ぼっち同盟、結成の瞬間です。
…いや、ごめんなさい、女性方に失礼いたしました…。隣に座るなよって話ですよね…。お前、がんばれよって話ですよね…。
それでも婚活は続く
女性たちとの楽しい会話はあっという間に終わり、すぐにまた戦場へと放たれます。
つまりフリータイム3回目!
今度は誰かと話さなきゃ…!と思って必死に1人でいる男性を探し、ロックオン。
とにかく逃がしちゃならないと相手と目を合わせ、逃げられないように近づきます。
(;゚Д゚){恐ろしいな、自分。
話してみると、なんと自衛隊の方。(当時は自衛隊人気はなかった)
特殊な職業過ぎて、「転勤が多いんですけど大丈夫ですか」っていうお話に曖昧な返事しかできない私。
いや、ダメじゃないんですけど地元愛が強過ぎると言うか…いえ、単に転勤先で新しく人間関係を構築していくのが面倒もとい苦手なので、ハッキリと「はい!」とは答えられなかったのです。
これが悪かったのか、話も盛り上がらずに過ぎて、なんだか落ち込みました…。
可愛いってこういうこと
その後のフリータイムは安定のぼっちを楽しみ、あっという間に終わって、カップリング発表に。
男女別々に分かれて座って、私はようやくA子さんと再会しました。
ダメかも…というA子さんですが、私は知ってるんですよ。
A子さんが男性に大人気だったこと…。
A子さんのために企画したことですから、楽しんでいただけて何よりですが。
そして、カップリング発表時、見事男性とカップリングしたA子さん。
びっくりして驚きつつ、立ち上がらなければいけないと勘違いをして、鞄を持って立ち上がろうとします。
それを慌てて止める私。
A子さんに婚活パーティーの説明をしながら、実感しました。
(‘-‘*){ああ、可愛いってこういうことなんだなって。
婚活って地獄
カップリングしたA子さんは当然、会場の外で男性と待ち合わせをします。
パーティーが終わって、「一緒にいてよ、帰らないで」というA子さんを「相手に悪いから!」とバッサリ切り捨て、1人で帰宅です。
だって、カップリングした2人の間に1人割り込むなんてできないじゃないですか。
ただの邪魔者じゃないですか。
男性からしたら「誰、コイツ?」となるわけじゃないですか。
そりゃ、1人で帰りますよ。
浴衣着たカップルが目の前でいちゃいちゃしていて、夏を楽しんでるなー別れろなんて思いながら帰りますよ。
この日で「婚活って疲れる」と思った私。
もうA子さんがカップルになったんだし、しばらくは婚活パーティーは行かなくていいかな…と思った矢先のことでした。
合コンのお誘いがやってきます。
次回、人生初の合コンも地獄でした。