最後は自分で決める。婚活は相手主導で動かない【婚活コラム】

Young Woman Offering Helping Hand In Nature

選ばれるということ、選ぶということ

婚活で大事なのは、相手から選ばれることです。
誰からも選ばれなければ、婚活の終わりはきません。

誰かに選ばれるためにオシャレを頑張ったり、会話を盛り上げたり、相手が不愉快に思うようなことはしなかったり、自分を良くみせようとします。

付き合っていく上で少しずつ素の自分を出していくこともあると思いますが、それでも「自分を良く魅せる」というのは婚活で最大の課題。
相手に気に入ってもらえるように努力を重ねるものです。

しかし、選ばれただけで婚活が終わるわけではありません。
誰かに選ばれたことで初めて、自分が選ぶことができるのです。

「付き合ってください」と言われたとき、相手に選ばれたとき、初めて「付き合う」か否かを選べます。
告白まで付き合ったのだから、NOという答えはありえない!と思うかもしれませんが、まだ仲良くない段階、付き合うかどうかを考えていない段階での告白もありえます。

相手からの告白のとき、あなたが選ぶのです。


もう2度と現れないかもしれない

Single Woman Alone Swinging On The Beach

あなたが選ぶ段階になって初めて、現実に直視する方もいらっしゃるでしょう。

他に婚活で付き合っている方もいないし、真剣交際してもいいかもしれないと悩みつつ、踏み切れない。
いい人だけど、どこか頼りなく感じるし、決定打がない。
他に自分を選んでくれる人がいないかもしれないし、付き合った方がいいかもしれない。

そう、いろいろ悩みだすと思います。

悩むということは、あなたの気持ちは完全に彼に傾いているとは言えません。
ただ、相手が選んでくれたから会い、誘ってくれたから会っていただけで、気持ちはないのでしょう。

その状態で告白を受け、「結婚相手にどうか?」という結果を出さなければいけなくなり、初めて自分で選ばなくてはいけなくなるのです。

このときに、「もう他にいい人は現れないかもしれない」「せっかく告白してくれたんだし」という気持ちでOKを出すことを私はあまり良いとは思いません。
後になって、「やっぱりこの人を選んで正解だった」と思うこともあるでしょう。

しかし、相手の好意をただ受けてきただけ、常に受身だったら「待った」を掛けたいのです。


自分で選ぶ

Three beautiful girlfriends gossiping woman sitting in the summe

「相手が押してきたから」「家族が賛成したから」「友だちがもったいないと言ったから」と周りの意見で決めてはいけません。
最後に相手を選ぶのは、あなたの意見です。
周りの意見を聞くのは悪くありませんが、「じゃあ、○○さんがそう言うなら」と決めてはいけないのです。

なぜなら、アドバイスした相手はあなたに責任を持ってくれません。
もし、相手と上手くいかなくても、選んだのはあなたです。

交際を申し込んできた相手も、あなたの人生に責任は持てません。
あなたを幸せにしようと努力してくれると思いますが、万時上手くいくとは限りませんし、不仲になれば幸せにしようとはしてくれないでしょう。

誰と結婚するか、相手を選ぶのはあなたです。
そして、選ぶためにも選ばれるようにならなければいけないのです。
そのために、出会いの段階で努力をします。

自分にとっていい人に出会いたいから努力する。
そして、相手に選んでもらったあとは、自分が選ぶ。

そのことを忘れずに、婚活では他人任せをせず、行動・選択をしていきましょう。