婚活サイトにサクラはいるの?【婚活のキホン】

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婚活サイトとは出会い系サイト?

婚活サイトと言われ、初めに思い浮かぶのは「出会い系サイト」という言葉ではないでしょうか?
業務形態は同じの「婚活サイト」と「出会い系サイト」は名前が違うだけです。

出会い系サイトといえば、次に思い浮かぶのは「詐欺」「悪質」「サクラ」などマイナスイメージが多いかと思います。
実際、出会い系といえば迷惑メールが結びつく方も多いでしょう。

さて、出会い系サイトにマイナスのイメージがつくなら、当然婚活サイトにも同じイメージを持つ方がいらっしゃるでしょう。

「婚活サイト」と「出会い系サイト」は同じです、と言えば尚更、悪質なイメージがつきますよね。

では、婚活サイトにサクラはいるのでしょうか?


確実とはいいきれない

婚活パーティーのサクラについては、以前別記事で取り上げました。
婚活パーティーのサクラは直接顔を合わせる分、リスクも高いですし、外見の良さやコミュニケーション能力も問われます。

一方でネット上でのやりとりから出会いが始まる婚活サイトは、それほどコミュニケーション能力が高くなくても、イケメンではなくても、簡単に騙すことができます。
故に、悪質出会い系サイトが簡単に出来上がってしまったのです。

Relationship difficulties

婚活ですから、出会えなければいけません。
婚活パーティーではカップリングが出会いとなりますが、婚活サイトはメールのやりとりのみで出会いが成立します。

直接会う約束をしそうになったら、「他に好きな人ができました」というお祈りメールをすれば終わりです。
会わずに終えられるツールは騙しやすいでしょう。

だから私は婚活サイトにサクラはいないと言い切ることはできません。

しかし、サクラしかいないとは言えないでしょう。


婚活サイトの運営元

婚活サイトにサクラしかいないとは言えない、というのは、運営元を見て思うのです。

たとえばyahoo!お見合い。こちらは、有名なヤフーが運営しています。
エクサイト恋愛結婚も有名なインターネット情報サービス会社。
ユーブライドはミクシィグループの婚活サイトです。

婚活サイトを展開しているのは「あそこか!」とわかる有名企業ばかり。
ここがサクラのみの婚活サイトを運営していたら、どうなるでしょうか?
婚活サイトの閉鎖だけではなく、他の事業にもダメージを与え、会社のブランドイメージが崩れます。

これは何としても避けたいところではないでしょうか。

Worried woman using her laptop at home in the living room

婚活サイトのみを運営しているサイトで、サクラがいるのかどうかを判別するのは難しいかもしれません。
評判などを見て決めようにも、どうにも都合のいいことばかり書いてあるランキングサイトばかりが目立ち、一昔前の悪質出会い系サイトに誘導するものと同じようにしか見えないのです。

ランキングサイトに名を連ねている婚活サイトが悪質だ、ということはありません。
ただ、情報が古かったりすると「これは正しいランキングなのか?」と気になってしまいますね。

また、運営元が大手企業であれば安心と言うわけでもありません。
サクラとは違いますが、一夜の相手目的・セフレ探しで利用している方がいたり、身分を偽って学生が利用していたりする出会い系サイトがあります。
それを運営している大手企業が、婚活サイトを立ち上げたと聞くと不安が先にきてしまいます。

気付かずに利用を開始して、もし婚活している方が遊び相手に引っかかってしまったらどうしようかと…。
綺麗に住み分けが出来ていればいいのですが、出会い系サイトで規制が出来ていない企業の婚活サイトは安心できませんよね。

大手であればサクラはいないかもしれないけれど、大手であっても不安がある…婚活サイトの難しいところです。


サクラと同時に気をつけたいもの

Smiling Young Man Headshot

基本的に婚活サイトにサクラは少ないと感じますが、必ずしもゼロとは言い切れないので気をつけたいところですね。
同時に警戒したいのが、既婚者や遊び相手を探している男性。

既婚者は離婚する気はありません。
今の家庭を保ったまま、出張先での恋人・単身赴任先での恋人を作ろうとしているのです。

遊び相手を探している男性は、とりあえず会えば抱ける相手を探しています。
一緒にいて楽しく、面倒になれば捨てる相手ですね。

このような方々に婚活女性が狙われてしまうのは「余裕がないから」です。

早く結婚したいという思いが強く、相手の男性に優しくされればほだされてしまったり。
この相手を逃したらもう次はないかもという強迫観念が、会って間もない男性への誘いを断りづらくさせるのです。

最低な男から弱みに付け込まれるわけですね。
許せません。

こういったとき、頑として持っていてほしいのは「この人を逃したら終わりだ」という強迫観念や「この人しかいない」という運命意識…ではなく、「私はこの人でなければいけないわけではない」という自分の気持ち。

好きになってしまったら、もうどうしようもありませんが、まだ好きではない状態で「優しくされたから」「誘われたから」流されるように相手についていってはいけません。

Young beautiful ballerina with pink dress dancing

自分を見失わないこと。

これが既婚者や遊び目的の男を遠ざける秘訣でもありますし、サクラにも出会わないコツになります。

焦りが悪い縁を引き寄せているのです。
焦って惑わされ、手当たり次第に手を出さないように、気をつけましょう。