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見た目は普通かそれ以上。ファッションセンスも悪くない。決して、人に嫌われるようなことをしたり言ったりしていないのに、なぜか「初対面から嫌われる」あるいは少し親しくなった段階で嫌われる。仲間から自然につまはじきにされている。
または、他の人と同じことをしていても、なぜか自分だけが目を付けられる。トラブルに巻き込まれる。
ふと気付けば、「負け組」と呼ばれるような人生を歩み始め、もはや勝ち組に追いつく見込みもない……。
理不尽な目に遭い続け、己のツキのなさを嘆いておる人も世の中にはおるようじゃな。
もし、おぬしにも思い当たるフシがあるならば、この話は少しばかり役立つかもしれぬ。
■この世は相反する２つの要素で成り立っている
この世は全てが相反し、対立するあるいは補い合う、２つの要素ゆえに成り立っている。
陰陽道では、陰と陽と言ってはいるが、もっとカンタンに言えば、
黒と白、男と女、裏と表、闇と光、昼と夜、上と下、右と左、善と悪、勝ちと負け、幸と不幸……。
全て、一方が現れるためには、もう一方が必要になる。
例えば、白い紙が白いと分かるためには、白ではないものと比較しなければならぬ。昼が明るいと知るためには、夜がなければならぬ。
そのように、この世は常にある要素が現れるとき、等量の真反対の要素が現れる。
■知らない間に「負け組」の役を押しつけられている？
それゆえ、例えば誰かが善人になるためには、その善人が善であると知らしめるための比較対象として悪人が必要になる。幸不幸、勝ち組負け組も同様。
そして、この相反する２つの要素のうち、好ましくないほう、つまりは悪や負けを、知らず知らずのうちに押しつけられ、それに気付かずにいると、ツイていない、不運、負け組人生じゃ～と嘆くことになるのじゃな。
特に、
いつも同じテリトリー（同じクラス、同じバイト先や会社の部署、同じ趣味サークル内など）に、「自分が欲しいと思う要素を自分以上に持った同性」がいる
つまりは「嫉妬」の対象がいる
嫉妬がなぜ良くないのかについては、また、アプリ『御霊占い』の読み物コーナーでも詳しく記す予定じゃが、カンタンに言えば「嫉妬」はエネルギーの浪費なのじゃ。
とにもかくにも、おぬしが嫉妬するそやつが輝くために、おぬしが日陰者になっている状態。あるいはもっとそれが進み、おぬしが悪者や厄介者になっている状態。それは、人の態度のみならず、「周辺環境」にもサインが出る。おぬしを「ターゲットにせよ」という、現代の呪（しゅ）じゃな。
逆に言えば、その「周辺環境」から攻撃の象徴を取り除くことで、おぬしに押しつけられた役割も払いのけられるのじゃ。
■周辺環境のチェックポイント
おぬしのいる部屋をぐるりと見渡して……。
１．刃物むき出しになっている（ハサミ、包丁、ペーパーナイフ、カミソリなど）
２．鋭利なものの先端がこちらを向いている（箸の先端、ペンの先端、その他なんでも「刺さりそうなもの」）
３．机の角、家具の角がこちらを向いている
４．置いてある・かけてある鏡に自分の姿が映っている
１～３は、全ておぬしが見えぬ悪しきエネルギーから、攻撃されている証拠じゃ。４．はおぬしのエネルギーを吸い取る呪（しゅ）じゃ。
刃物や鋭利なものは引き出しなどにしまうかカバーをかける、先が己に向かぬよう配置を変える。３～４についても、可能であれば配置を変え、できぬ場合はおぬしが部屋で座る場所を少しで良いので変えることじゃ。
鏡も、可能であればカバーをかけると良いな。
また、外出時の飲食店で座る席、学校やオフィスでも、これらに気をつけるようにすると、次第におぬしに向けられる外界からの悪意が減って、トラブルも起きにくくなっていくはずじゃぞ。
一銭もかからぬ、お手軽な魔封じじゃ。ピンときたならば、試してみるがよいぞ。
ではさらばじゃ。この道顕、いつもおぬしの幸せを願っておるぞ。
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