お互いの生活を尊重できる相手と出会うことの難しさを身をもって体験しました。。。

 

以前、婚活パーティーで知り合った男性と、正式にお付き合いをしたときに、ほぼ毎日会いたいと言われて、疲れてしまったことがありました。

その男性は、これから毎日会うことになるのだから、結婚前に毎日会うという生活をしてみたいと思っていたようです。

しかし、自宅から電車で1時間の職場に通う毎日の中で、どうしてもムリになってしまい、お付き合い自体がうまくいかなくなってしまいました。

その方とは自宅が近く、それで意気投合してお付き合いをするという経緯があったため、毎日仕事が終わったら自宅の最寄り駅で合流して夕飯を食べてバイバイするという生活。

もちろんどちらかに予定があったり、残業で遅くなる日はキャンセル。でも、会える日は毎日会う。(結婚したらそういう生活になるから、というコトだそうです)

そもそも一番にムリがきたところは金銭面です。わたしは実家暮らしだったため、職場から直帰すれば母の作るおいしいご飯が待っています。(婚活中の女子としての資質は今は置いておきます・・・汗)

それを、毎日外食するとなるともちろん出費がかさみます。カレとは、端数以外は折半で、というデートスタイルをとっていたため(端数はそのときに小銭がある方が出す)、とにかくお金がかかるかかる・・・

2週間ほどその生活を続けたときに、あっという間にその月の交際費の予算を超えたので、カレにそれを打ち明けました。
少し合う頻度を抑えたいと。
すると、じゃあ安いお店にしようと言われ、なんとファストフード店や牛丼屋さんへ行くことになりました。

そうなると、次にムリが来るのは体重。3週間で2キロ増えました。
これは、カレにはっきり伝えないといけないと悟り、もうしばらくは会うのは週一度くらいに出来ないかと言いました。

するとカレは、「毎日会うのが苦痛なら結婚は出来なくない?」と。

ん?

あれれ、なんだかわたしはこの方とは話が通じないかも知れない。と思いました。

しかし、縁あってお付き合いに至った方ですから、簡単にお付き合いをやめるという決断はしたくなかったので、

毎日会うこと自体が苦痛なのではなく、金銭面や栄養面を考えて、毎日の外食は避けたいということを伝えました。

カレは少し私の気持ちを汲んでくれたようで、それならば一日あたりの会う時間を減らして、夕飯はそれぞれ自宅で食べようと言うことに・・・

私は、一応こちらの要望を飲んでもらったという引け目があったので、しばらくそういった付き合い方を続けていました。

しかし、また問題が発生。
カレの仕事は、夏が繁忙期、わたしの仕事は年度末が繁忙期。
お付き合いを始めたのは秋だったので、私の繁忙期が先に到来したのです。ほぼ毎日、自宅の最寄り駅に着くのが22時過ぎという生活になり、毎日の逢瀬(笑)をお断りすることが増えました。

断って最初の数回は、快く応じてくれましたが、回数を重ねるごとに、カレの機嫌が悪くなっていきました。

しかし私も仕事なのでどうしようもない。
この時期は、デートの約束で早く帰れるような職場ではないのです。

それでも休日に時間を作って会っていましたが、ある日、カレからこんなことを言われました。

「最近、仕事忙しいみたいだけど、ほんとうに仕事なの?こんなに会える回数が少ないんじゃ、結婚するの不安になるなぁ」

・ ・・え?

確かに3月に入ってからは仕事が忙しくて平日は会えてないけど、こうして土日に会っているのに。

「だって、仕事がそんなに遅かったら、夕飯も一緒に食べられないじゃない。」
と言われたので、

「1年のうちに数週間はそういう日が続くけど、結婚していれば夕飯は一緒じゃなくても家で会えるし、好きな人におはようとおやすみって言えるだけでも幸せじゃない?」
と返すと、

「いや、結婚したら朝晩は一緒に夕飯を食べるべきだよ。それに、そういうときは女性が合わせるべきだ。」

つまり、カレが言うのはこういうコトでした。

私は繁忙期であっても、カレの夕飯の時間には帰って一緒に食べる、かつ、カレの繁忙期には、どんなに遅くなっても夕飯を作って食べずに待っていてほしい、と。

さすがに、この結婚観をもつカレとは一緒に生活は出来ないと思って、じっくり考えてから、さよならすることにしました。

カレみたいな考えの方だと、結婚しても正社員を続ける女性との結婚は難しそうですね。

わたしは、わたしの仕事も尊重してくれる男性とゴールインしたいです。。

今回は、極端な考えの方と出会ってしまったのかも知れませんが、
女性のほうが仕事の都合をつけやすいと思っている男性って、結構多いように感じます。

家事は女性の方が多くやる、というのも別にいいのですが、
仕事が忙しいときは言われなくても手伝うくらいの思いやりが結婚には必要ですよね。きっと。

まずは、増えた体重を元に戻してからまたイベント参加に精を出したいと思います(苦笑)。