こんにちは! 占い師の真木あかりです。
好きな人からのメッセージが届くと、離れた場所にいてもしっかりつながっているんだな♡と、嬉しくなるものですよね。
でも、占いの鑑定をしていると「彼からの連絡が途絶えがちで……」「既読になっているのに返事を返してくれないんです。もう好きじゃないのかな……」というご相談をよくいただきます。
本当は心配するほどでもないケースがほとんどなのですが「どうして?」と思い始めると、どんどんマイナス思考の罠にはまっていってしまうもの。今回は、これまで50人ほどの男性に聞いてみた「男性が連絡や返信をくれない理由」と、占い師の観点から見た“待つ女”卒業法をご紹介します。
「彼から連絡が来るおまじない」や「連絡が来る待ち受け」を試すより、効果がありますよ♪
男性が返信や連絡をくれない理由①忙しい
はい、単純ですが、私的に聞いて回ったところ、最も多いのがこちらです。
LINEやFacebookメッセンジャーはメールよりもさらに簡単にメッセージが送れます。チャット状態で会話をするのは楽しいものですが、延々と続いてしまいがち。特につきあっている2人なら、「好きだよー」「急にどうしたの?」「えー。なんでもない」などと、他愛のないやりとりが交わされがち。
忙しくなると、こうしたやりとりは正直、いくら好きでも「面倒」。残業中にメッセージがきたりすれば、ロックを解除して画面をタップ……だけでも煩わしく感じます。「ダラダラ続くんだったら、最初から既読にしないほうがまし」なんて思うこともあるようです。
男性が返信や連絡をくれない理由②そのときは別のことに興味が向いている
パートナーや恋人のことは好きでも、ちょうどそのとき同僚と飲んでいたり、読書中だったり、スポーツに熱中したりしていれば、気持ちはそっちにいっています。あなたのほうがそれらの物事より下、というわけではありません。今は別のことに興味が向いている、それだけなんです。
「やべー、おもしろい!!」などと趣味に熱中しているうちに、メッセージが届いていたことすら忘れてしまうことも多いよう。後から思い出して慌てて返信しようとするも、過去「返信遅—い!」とキレられた経験がある場合はなかなか送る気になれず、つい放置してしまうという話もよく聞きました。
男性が返信や連絡をくれない理由③返信の必要がないと思っている
意外に多いのがこれ。特に、仕事で効率を重視する、いわゆる“デキる人”によく見られます。まあ、本当にデキる人であれば彼女の一人くらい上手く接してあげれば良いのにとも思いますが、このタイプの場合は「既読=了解」「返信しない=OK(つまり、疑問や訂正はない)」と考えていたりします。「疑問や異議申立てがあれば、返信して確かめる。それがないならOK」とう感じですね。
このタイプの人は、連絡を寄越すときも「相手にとって必要な情報か、相手が自分の時間を割いてでも見たいことか」と考えるので、送ってくるメッセージ自体もさほど多くありません。でも、愛情のあるなしとは関係がないのです。
このタイプの人は、「伝える必要があるからメッセージを送る」という人なので「おはよう」「おやすみ」的なメッセージはとても面倒に感じるようです。またレストランでメニューを撮影し「お肉—!」なんて送るのもやめておいたほうがいいでしょう(笑)
男性が返信や連絡をくれない理由④正直、重たい
メールで責められたり、返信をしてと言わんばかりの疑問形で終わるメールばかり送られてくるようでは、正直なところ、重たいだけです。連絡をしなければと思っても、ついつい先延ばしにしてしまうんですね。
返信をくれなかったことを責めてしまった経験のある人は、この可能性が高いと言えるでしょう。メールを送るたびに足かせを連想しているのですから、どんどんイヤになってしまいます。
連絡を“待つ女”を卒業するには①戦略的なメールを送らない
「メッセージの最後は疑問形で終わらせて返信させるように仕向ける」といった、計算高いことをしないこと。無理にポジティブを装って送るのもやめておきましょう。テンションを上げなければ返信できない精神状態なら、そもそも送らないことです。そのほうが、運気は良くなります。
こうしたメッセージがなぜいけないのかというと、あなたの「相手を思い通りにしたい」という気持ちが、言葉に乗って相手に伝わるため。自分を支配したり、束縛したりする人なんてゴメンですよね? 相手にとってもそれは同じ。どんどん気持ちが離れて、余計に返信が来なくなります。
逆に「疲れている彼が読みやすいように」と、相手を大切にする配慮はたくさんしてあげて大丈夫です。
連絡を“待つ女”を卒業するには②相手のメッセージと波長を合わせる
彼のメッセージと自分のメッセージを比べてみて、どうですか?
あなたと彼とは、別々の人間。だから違っていて当然なのですが、ちょっぴりテイストを合わせてみると、彼から返信がきやすくなります。
短文でぽんぽんやりとりするのが好きな人なら、あなたも短文で返す。数は少なくとも、挨拶からはじまって内容、最後は気遣いの言葉で終わらせるような優しいメッセージには、あなたもそのように。
彼が堅い文面で送ってくるのに、絵文字満載で返していたり、スタンプを連続して送ってばかりいては、彼が心地良く感じられる状態が作れません。いつメッセージを送っても、自分がラクでいられるノリで返信を返してくれる人には、彼はメッセージを送りたくなるのです。
連絡を“待つ女”を卒業するには③心配しすぎない
心配してくれる彼女って、やさしいイメージですね。でも、あまりに心配しすぎていませんか?「風邪引いたー」というメッセージを送っただけで「大丈夫? 熱は? ごはんは食べた? 今からそっち行こうか? 仕事は大丈夫?」
なんて、何回も送っては、ただの気持ちの押し付けです。
押し付ける以上に問題なのは、相手に“マイナスの気分”も含めて押し付けてしまっていることですね。理由は、人は何かを心配しているとき、マイナスだった想定のうえで発言するからです。「大丈夫? うまくいった? 失敗しなかった? 疲れてない?」なんてずっと言われていては、「失敗してたかもな……」「そう言われてみれば疲れたかも」と思い始めてしまうのです。
当然、「好きだけどイマイチメッセージを送るのに気が進まない」となりがちです……。
とはいえ、彼が弱っているときに心配になるのは当然です。彼も、適度な心配なら「いい子だな」と嬉しく感じるでしょう。だから、心配は少しだけにしておくこと。「風邪大丈夫? できることがあったら遠慮なく言ってね。ごはん作りにいってもいいよ!」など、前向きな言葉を多めにしてあげましょう。
いかがでしたか? ちょっと発想の転換は必要ですが、試せそうなものだけでも試してみてくださいね。
もし、何を送ってもなしのつぶてで60日が過ぎたら、そのときはそれが彼の答えです。悲しいことですが、メールやメッセージはストップしましょう。もちろん、一縷の望みをかけたい気持ちもわかります。
でも、運命学の観点からいえば「絶対に返信が欲しい!」「今度こそ……」という執着心が、縁を遠ざけてしまうこともあります。でも、最初の辛さを乗り越えれば、あとは意外に大丈夫になりますよ。
返信にだけ執着するのをやめて、それでも彼を好きだという気持ちをあらためて持ったとき、思いもよらぬメッセージが! そんな経験をしている人は、少なくありません(^^)
1日じゅうスマホ画面をチェックして、「返信がない……やっぱりない……」と思い続ける日々。とても辛く、気持ちが沈んでしまいますよね。みなさんがこの記事をヒントに、そうした日々にピリオドを打てることを願っています。自分で自分をいじめるような恋をしてはいけません。幸せになるために恋をするのですから、幸せに叶えなくては。ね。