◆ 神光法とは
神光法とは古神道に伝わる占いで、目に映る霊光で吉凶を判断する方法です。その光は身体を司る五臓によって放たれるものと言われています。
古神道と聞くと、様々な修行や作法が必要に思われるかもしれませんが、この神光法はその必要もなく、誰でも、どこでも、簡単にできます。
もしあなたが何かに迷っているのであれば、神光法で占ってみましょう。そして、どう行動すべきかの参考にしてはいかがでしょうか。
◆ 神光法のやり方
1 静かな場所に座ります。座り方は正座でも、あぐらでも、椅子に座ってでもかまいません。
2 心を十分に落ち着けます。焦りや不安の気持ちがあると、占い結果が正確に出ないことがありますので、心をしっかり落ち着けることが大切です。
3 心が落ち着いたら、あなたが占いたい事柄を念じます。たとえば、結婚を占うとします。「○○○○(恋人の名前)との結婚を考えているが、幸せな結婚になるか」などと、目を閉じて深く考えます。
4 目を閉じたまま、両手の中指でまぶたの上をしばらく押します。
5 押す手をゆるめて、軽く眼球を指先で揺るがします。
6 一種の光がまぶたの裏に現れます。
あなたにはどんな色の光が見えましたか。次のページで、光の色とそれが意味する内容についてお話ししましょう。
◆ まぶたに映る光の色と意味
● 紅色・黄色 →吉を表します。抱えている問題は解消され、望みはかなうでしょう。
● 青色・白色 →凶を表します。思うようにならず、悩みや不安を抱えそうです。
● 黒 →中凶です。大きな損害や障害が出てくるおそれがあります。
● 光が見えない→大凶です。十分な注意と管理が必要です。
旅行や出張などの道中の安全を占って、黒色の光が見えたり、光が見えなかったりしたときは、出かけないようにしてください。延期可能であれば、そうすべきです。
◆ お手軽にできる神光法
先述のよりももっと簡単な神光法もあります。これは、心を落ち着かせる余裕がない人でもできるものです。
もちろん、占える内容や応用法は少なくなります。しかし、危険予知の場合であれば、この方法で十分です。
出かける前、飛行機や列車などの公共の交通機関を利用する前にこの方法を用いるとよいでしょう。
◆ 危険予知の神光法のやり方
1 片手の指で目頭のあたりをおさえます。
2 目尻あたりに、金色の輪のようなものが見えます。見えなければ、指でおさえるところを微妙に変えます。
もし、目頭のあたりのどこをおさえても、目尻あたりに輪が見えないのであれば、悪いことが起こる前兆ととらえます。その場合、出かけるのを控えるようにしてください。公共の交通機関に乗る場合、それに乗るのをやめるか。他の交通手段を利用するのがよいでしょう。