色を味方につけ健やかな毎日☆パワーストーン＆フラワー Part6

新しい環境に慣れ、仕事や人間関係が整ってくるとついつい気も緩んでしまい、集中力も落ちやすくなります。せっかく慣れてきたこの時期、うっかりミスなど生じないようしっかりとした気持ちで日々過ごしたいものです。集中力が落ちやすくなる要因を考えてみましょう。

まずは睡眠から。新年度当初のピシッとした生活が少し崩れてくると一番に影響を受けるのが睡眠ではないでしょうか。新たに出来た友人や同僚と連日飲みに出かけたり、帰宅後もラインのやり取りでついつい深夜までなんて方も多いことでしょう。交友関係はとけも大切ではありますが、そのことで睡眠時間が削られ、支障が出てくるようでは元も子もありません。自制心を持って、上手に切り上げる話法を考えておくことも必要です。
そして寝る前にはパソコンや、スマホを見ないようにしましょう。モニターから発せられるブルーレイは太陽光の光に近いため、脳がまだ昼の時間なのだと錯覚を起こしてしまいます。するとなかなか寝付けなくなってしまったり、深い睡眠に入れなくなってしまいます。寝る前には少しストレッチをして血の巡りを良くして、ミルクなど温かい飲み物を飲んで過ごしましょう。

次に崩れやすいのが食生活。通勤通学の時間もはじめのうちは早目に着けるよう目覚ましも仕掛けておいたはずが、徐々に「あと10分寝ても大丈夫」「まあ、次の電車でも平気だったからもう少し寝ていよ」と、ぎりぎりまで布団の中にいて、慌てて身支度をして出かける人も多いのではないでしょうか。そうなるとなおざりにされるのが「朝食」。
あまり食欲がわかないからと朝食を摂らないと腸がめざめず便秘になりやすくなり美容にも良くありません。また朝食を摂らないと頭がぼうっとしやすくなります。これは、脳が糖分を欲しているから。朝、栄養バランスを考えご飯、味噌汁、副菜を用意するのが面倒だという方は、グラノーラと生野菜を細く切ったスティックサラダや、おむすびと温野菜のサラダと簡単なメニューで構いませんので、少し早起きをしてしっかりと食べてから出かけましょう。そうすれば脳も内臓もしっかり目覚めて、昼までの時間もしっかり集中して取り組めるようになりますよ。

そして集中力を高めたいときに力を貸してくれる色は「藍色」です。

深い海のような濃い青色を見つめていると気持ちが穏やかになり呼吸も静かになります。僧侶が修行の際身につける作務衣も濃い藍色をしています（また、サッカー日本代表のユニフォームのジャパンブルーも同じ藍色です。ともに平常心を失わないためにも効果が出ていると思われます。
古来より日本人は衣服や、食器などでもこの色を愛し活用してきました。日本人が真面目と言われるのもこの藍色の力によって育まれてきた国だからなのかもしれません。

では藍色のパワーストーンを見てみましょう。

＊藍色のパワーストーン＊

藍色のパワーストーンの代表格は何と言っても「ラピスラズリ」ではないでしょうか。

この石は最も古くよりパワーストーンとして認められたともいわれており、ツタンカーメンの装飾からも発見されています。
濃い藍色の美しい石を見つめていると心に静寂感が広がります。これはラピスラズリの持つ邪念を払う力の効果。自分自身の中に芽生えた怠惰という名の邪気を払い、今どのように行動すべきなのかと軌道修正をしてくれます。
ただ、ラピスラズリは目の前の幸せだけでなく、未来の幸せを見据えるため自分にとってつらいような試練を引き寄せることがあるともいわれています。自分では望まないようなことや、自分自身からもいつもとは違う行動をとるようなこともあるかもしれませんが、すべて良い方向へとあなたを高めてくれることです。試練を乗り越える力もラピスラズリは貸してくれますから、怖れず進み続けましょう。

もう一つのパワーストーンは「ソーダライト」。

ラピスラズリと良く似た濃い青い色をした美しい石です（部分的に白い斑が多くはいることもあります）昔僧侶が神経を集中させるためにこの石を使ったという話も残っているように、精神力を高め集中して目標を目指す力を高めてくれます。受験など特に集中力が必要な時は、この石をお守りとして持つことをお勧めします。

＊藍色の花＊

日本人の愛した藍色ですので、日本らしい花を選んでみました。（いずれもシーズンは初秋です）
一つ目は「桔梗」。

ベルのような花が風にそよぐ姿は何とも風情があります。八上でも他楽しめますが、庭植えにすると毎年きれいな花姿を見せてくれます。ともに日本の花であるオミナエシを混植すると黄色とブルーのコントラストがとても美しいです。切り花の場合、小ぶりの陶器製花瓶に一輪だけさりげなく飾ると凛として美しいでしょう。
もう一つの花は「りんどう」。

奇麗に仕立てられた鉢植えが8月の終わりごろから出回り始めます。
水やりを怠ったり、日当たりが良くないところで育てると、せっかくたくさんついているつぼみが開かないまま終わってしまうこともあります。日当たりのよい場所で、鉢の土を指先で触り乾いてきたと思ったらたっぷり水をあげましょう。ただし鉢底の水を捨てにでいると根腐れの原因になりますので水やり後は必ず捨てるようにしましょう。

まとめ

6回に分けて色とパワーストーンと花のお話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。

色の力と言ってもなかなか活用方法が思いつかないものですが、パワーストーンは手軽なアクセサリーとしてその時の気分に応じて楽しんで身に付けられますし、花も季節の移ろいに合わせ手軽に購入し部屋の中に飾ることができますので、気になる色がありましたら手軽に楽しんでいただきたいと思います。

美しい色があなたに力を貸し、美しい石があなたをより魅力的にして、美しい花があなたの生活に彩りを与えてくれたら、毎日の生活に楽しみが芽生えきっともっと自分自身や自分の人生が好きになれることを祈ってます。

さあ、あなたの気になる色は何色ですか？