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オタク婚活レポ!今回はオタクな私が婚活パーティでカップリングした男性とデートに行ったレポをお届けします。その男性は私より5歳上で公務員。物静かなメガネ男子です。恋活は上手くいったのか、オタクの婚活レポ楽しんでください…!
オタク恋活レポ|婚活パーティーでカップリング=恋人ではない
具体的なオタク婚活レポの前に…皆さま「カップリング」はご存知でしょうか?
様々な意味があるとは思いますが、婚活においては両想いのペアを作ることを言います。
ほとんどの婚活パーティ・お見合いパーティでは最後に気になった人の名前や番号を主催に提出します。
男女ともにお互いを気になる人の上位ベスト3くらいに入れていればカップリング成立なのです!
ただ、勘違いしてしまいがちな落とし穴が…実は「パーティでカップリングする=恋人」ではありません
ただの、恋人候補。いいえ、期待してはいけません。まだ ”ただの知人“ です。婚活パーティで話した3分間の印象で「もうちょっと話してみたいなー」と思えただけの相手です。
しかし、恋人が欲しい人同士でイベントに参加し、お互いになにかしら”いいな”と思うところがあって、最後のアンケートに番号を書いたのですから脈無しというわけではありません。
オタク恋活レポ|恋活で会った人とデート
カップリングしたからと言って付き合っているわけではなく、まだ知人の状態です。
そんなオタク婚活で出会ってデートしたレポをお届けします。
大まかな流れは
都内某所の婚活パーティでカップリング成立
↓
2人で退出してファミレスへ
↓
メルアド交換しつつパーティで聞き足りないことを談笑
↓
今週末遊びに行きましょうよ
で今回の記事に至ります。
オタク恋活レポ|人の顔が覚えられないオタクがとった方法
正直、私は人の名前と顔を覚えるのが大の苦手です。そのため、待ち合わせは最初の難関でした。
普通の方には信じられないかもしれませんが、私の方から相手を見つけるのは99.9%無理です。
これは見つけてもらうしかありません。
しかし問題がありました。そう、デートの待ち合わせ場所が迷宮ダンジョンで有名な新宿駅だったのです。新宿といえば”世界一乗降客数が多い駅”と言われている魔窟です。友人と飲む時でさえ駅で待ち合わせるのが面倒な人の多さ。ただでさえ相手の顔を覚えていないのに紛らわしい人が多いという、例えるなら初期装備でボスに挑むくらいの難易度です。
しかし、私にはオフ会で身に付けた裏ワザがあります。裏ワザと言うまでもない単純なことです。そう、相手に自分を見つけてもらうのです。
そのためには待ち合わせ時間よりも早く行き、ベストポジションを確保することが大前提。
待ち合わせ時間の20分前に新宿に着き、駅から少し離れた場所にポジショニングします。
30分前だと早く到着しすぎてて引かれるかもしれません。逆に10分前だと相手が来てしまう恐れがあります。
悩んだ末に15~20分前に着くことにしました。
初デートで早く着いたときの言い訳文章
背中を壁に付け、後ろから声をかけられないようにガード。その後、彼にメールを打ちます。
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○○さんと会えるのが楽しみすぎて
早く着きすぎちゃいました(>///<。)
読みかけの本読んでるので、ゆっくり来てくださいね❤
今日の服装は△△に□□色のバックを持ってます。
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別に楽しみだからこんな時間に到着したわけではありませんが、他の理由が思いつかないのでドキドキして寝れなかった設定にしておきましょう。
今になって思えば「買い物してた」でも良い気がしてきました。
読みかけの本とか言っておいてアレですが乙女ゲームアプリの体力回復時間です。今攻略中の彼との親密度をあげるため、数時間おきにアプリにログインしなければいけません。
二次元の彼を攻略するために私は毎日かかさずアプリをプレイしていました。
そうこうしている間に彼がやってきました。携帯の時計を見るとまさかの1分遅刻ですが、細かいことは気にしてはいけません。
オタク恋活レポ|映画デートで男の株が急上昇
数日前に何がしたいか話した結果、彼が映画が好きだというので今日は映画を見に行くことになっていました。
映画館に着くと彼が映画のチケットを差し出します。なんと事前にWEB予約してくれていたのです。
私は過去に予約せず満席だらけで立ち往生した気まずい映画デートの経験があるので、こんな小さなことですが彼の株は急上昇です。
しかし、彼の株価はここが最高値でした。
婚活中、映画デートは内容を吟味すべきでは
その時に見た映画は歴史もの。歴史ものなので当然と言えば当然なのですが、エグイシーンが多かったのです。
敵将を槍で串刺して高らかに掲げたり、合戦では敵武将の首がポーンと吹っ飛びます。感想がもう「ワーオ…」しかでてきません。別に血とか苦手じゃないのですが、女・子供も殺されますし、水責め火責めに血飛沫が飛びまくりなので「デートでは見たくなかったな…」と思いました。
これがR-15やPG-12に指定されないのか…映倫め。一応コメディ枠っぽいので、そのおかげでしょうか?
そして歴史ものなので、人物を把握するのがすごく難しいです。教科書に載っている人物名通りに呼んでくれません。同じ人物のことを役職名で呼んだり、幼名で呼んだり、名字で呼んだり…
そんなこんなで映画が終わり、彼に笑顔で「面白かったね」と言われたら「うん」と頷くしかありません。本当、自分がチキンなことが憎いです。
映画を見ている間にすっかり日も落ちたので晩御飯でも食べようかということになったのですが、悪夢再びです。
オタク恋活レポ|デートで使うお店は事前チェックが安心
店を探しつつ新宿をプラプラします。彼はお店を予約していませんでした。当日食べたいものの気分などありますし、そこはいいのです。
いいのですが、問題はその後。
あろうことか彼はキャッチに引っかかっています。
そう新宿に行ったことある方は分かると思いますが、新宿はキャッチだらけなのです。「悪質な客引きにご注意ください」なんて張り紙の前だろうが、放送で「客引き行為は禁止です」と流れていようがお構いなしで声をかけてきます。
数歩歩くごとに声をかけてきますのでガン無視するほかありません。
経験上、キャッチに案内されたお店の9割はクソです。(※個人の意見です)
新宿だけに限ってはチェーン店が安全だと思います。デパートやファッションビルの上層階ならオシャレかつ安心です。
話を戻しましょう。彼がキャッチに引っかかり、2000円で飲める居酒屋の交渉をしています。
あれ?2000円って安くない?
私が気づいてないだけで、もしかして今って二次会なのかな?
そして大抵そういう店は、「デザートサービスとか言って小さいアイスを出してくれるだけで、
お通し500+2フード+サービス料10%で結局2000円超えになる店だからやめとけ」とは言えないので、
私「え~っ…ゆっくり出来るところがいいなぁ…○○さん、あっち探しましょう!」とかわいい子ぶってみます。
キャッチ「個室ですよ!」
お黙り! と思いましたが、ここで負けてはいけません。
私「私あっちの…」
彼「いいんじゃない?個室だし」
私「そうですねー(◉ᾥ ◉)」
結局キャッチ紹介の店に行くことになりました。
婚活パーティーで会った人と行く店は新宿のキャッチで行く店でいいのか
個室と言っていましたが、天井からテーブルまでの短いカーテンで仕切られているだけの広間です。料理はすべて1000円前後と割高。本当に予想を裏切らないキャッチですね。
店員の若いお姉さんが3回もドリンクを間違えて持ってきた時はマジ切れしそうになりましたが、こらえつつ笑顔で彼と会話をします。そう、私は器が小さいのです。でも仏の顔も三度までですから、キレても良かったのかもしれません。
オタク恋活レポ|お会計のときが本命か否か見極め時
そしてお会計の時。彼が先陣をきってレジへと向かいます。ま、まさか…おごってくれる気なんでしょうか?
しかし、そこで彼からの無情な一言が…
彼「映画代と合わせて5230…5000円でいいよ!」
おっと…!期待してすみませんでした!ブサイクがおごられる気でいてスミマセンデシタアァ!
いや、でも230円おごってくれました。
そうして彼とは新宿駅で別れました。
オタク恋活レポ|この男とは付き合わない
特に何が嫌というわけでも無かったのですが、お互い会話がかみ合わなかったことと、今回のデートがとても疲れたこともあり丁重にお断りいたしました。
超絶イケメンとは言えませんが公務員でまじめな男性だったので、逃がした魚は大きいかな…と少し後悔したこともあります。が、クリスマスイブに「心も身体も寒いから暖めてよ~」というメールが来て完全に吹っ切れました。
やっぱり二次元の彼は最高だなぁ…そうしみじみと思うクリスマスイブでした。