バンドのドラマーだった父、パンクバンドの追っかけだった母、もれなく両親の血を受け継いだロック好きの弟。
そんな家庭で育った17歳のミア(クロエ・グレース・モレッツ)は、チェロの演奏者を目指す女の子。
親友がいて、ロックミュージシャンの彼氏もいて、有名なジュリアード音楽院に入学するために猛勉強中。
ある日、ミア一家が乗った車が交通事故に巻き込まれる。
両親と弟を亡くし、ミア自身も昏睡状態に。
けれどミアの意識は体から抜け出していて、傷だらけの自分の体を見つめていた。
思い出すのは、彼氏アダムと過ごした甘い日々。
おおらかな家族との愛情にあふれた温かい毎日。
親友キムとのやりとりや、何気ない日常のひとつひとつ。
涙を流しながら「頑張らなくてもいい」と言うおじいちゃん。
引き止めようとするキム、そして全てを放り出して駆けつけた最愛のアダム。
残されたミアは生きることを選ぶのか、旅立つことを選ぶのか―。
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