皆さんは赤い糸って信じますか？
今振り返ってもジンとくる赤い糸って本当にあるんだと実感したエピソードをご紹介します。
出会いは高校1年生
彼と出会ったのは同じ高校でクラスが一緒。初めての学校で友達もいないし、ドキドキで教室に入った時、前に座っていたのが彼でした。ちょっとしたことを話しているうちに、意気投合し、それから一緒に帰ったり、下校途中にお茶したりと過ごしているうちに、好きかも！という感情が芽生え、なんとなく付き合う事に。
付き合って3ヵ月で突然の別れ
毎日が新鮮で、一緒にいる時間がとにかく楽しかった！朝起きたら「おはよう」のメール、そして学校でもずっと一緒！帰ってからもメールで連絡を取り合う毎日。でも初めての彼だったから、お互い付き合い方が分からず距離が近くなればなるほど、けんかの毎日になっていったのです。学校がない日はお互いの家を行き来して話しているだけで時間が過ぎたけど、ちょっとした価値観の違いでけんかに発展！そして楽しいはずの毎日が頻繁にけんかをするようになって、お互い謝り方や接し方がぎこちなくなり、３カ月後には別れる事になりました。
友達には戻れず
別れてからは距離を置くようになり、話しもしなくなるような関係に。そしてクラスも変わり、友達の関係は継続せず疎遠になってしまったのです。私は東京の大学に進学し、彼はというと・・・。進路も分からない状況でした。
別れて10年後再会は突然！
夢だったアパレルメーカーに就職してから試行錯誤する毎日。でもクライアントのオーダーに対して大きな失敗をしてしまい、落ち込んでトボトボと帰宅する帰り道。下を向きながら「あの時こうすれば。」「もっとこうしていれば」と自分の世界に入って考え事をしていた時、ふと前から来た男性にぶつかってしまい、倒れてしまいました。
男性は優しく「大丈夫ですか。」と手を差し伸べてくれたその顔を見ると、なんと！高校時代に付き合っていた元カレだったのです。でもその時、その瞬間！ビビッと衝撃が走ったのをこのときは感じていなかったのかもしれません。お互いに顔を見て「久しぶり！元気だった！なんでここにいるの？」という会話を繰り返し、一気にテンションがあがり、その気持ちの高ぶりから、仕事のミスを相談したのがきっかけで、元カレと接する機会が増えていきました。
それから・・・
10年ぶりに出会った元カレは、なんとも懐かしく、私の全てを包み込んでくれ、家族のような兄のような暖かさに包まれました。それからは・・・というと。半年後にプロポーズされ、そして今は二人の子どもにも恵まれとっても幸せな日々を過ごしています。ふと、今のだんなに「10年ぶりに会った時の事覚えてる？」と聞くと、「お前は信じないかもしれないけど、この人と結婚するかもって直感的に思ったんだ」と。やはり赤い糸ってあるかもしれませんね。
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