今回も、オーネットのサイト内掲示板のメールきっかけから、お会いすることになりました。
今回の方は、最初私の方からお誘いメールをし、そこからやりとりが始まった人です。
写真がイケメン!アナウンサーの羽鳥アナみたいな男前です。
37歳、役所勤務、175センチ、59キロ。兄弟なし。持ち家。離婚歴あり。子供なし。
離婚歴ありってのが気になるところですが、いい感じです。
メールのやりとりも明るい印象で、彼はフルマラソンも完走したことがあるマラソン好き、私も高校・大学駅伝が好きって辺りで話が盛り上がりました。
待ち合わせは夜7時。駅のホーム。
写真しか知らないですが、お互い分かるものです。
「こんばんは」「こんばんはー、はじめまして」
さわやかです。顔も写真よりもっとイケメンじゃないですか!スタイルもいいです!
「お店予約してます。行きましょうか。」
スマートに、イタリアン風の居酒屋へ案内してくれました。
お酒も料理も美味しいし、話も自分たちの仕事内容とか、会話も弾みます。
彼も楽しそう、よかった。
相手が楽しそうだとホッとします。
嬉しいな。ホッとしたら、お酒もすすみます。
「〇〇(私)さん、お酒イケますね。」
はい、私、結構いけちゃいます。
彼もイケるくちみたいで、同じペースで杯を重ねていきます。
楽しい、楽しい。
お酒も、会話もどんどん弾んでいき、私のテンションも上がっていきました。
彼「〇〇(私)さんは、一人暮らしでしたっけ?」
そうです。△△(彼)さんはご実家ですか?
彼「そうです。でも、一人で住んでます。父がいますが、父は別に住んでるので。」
お父様のほうが実家じゃなくて?
彼「そうなんです。わかりにくいですが、ぼくが今住んでる家が実家で、父は別に家を建てて、そっちに住んでるんです。・・・てか、あれなんです、父は再婚したので、そっちに再婚者と住んでるんです。」
・・・そうなんですか。
彼「母とぼくの住んでいた家に、住んでほしくなかったんです。だから絶対に嫌だったんです。父は最悪なやつなんですよ。母にどれだけのことをしてきたか、母が亡くなったのはあいつのせいです。ぼくはあいつを絶対許さない。今だって、あんなやつと一緒に住んで、籍まで入れて。なんでそんなことができるのかあいつの神経がわからない!!」
えっ、あ、あの、、
彼「最悪なやつなんですよ、母がいたころから遊びまくって、金があるからって、そんなねぇ、ほんっと、どれだけ母に苦労を負わせたか、あいつは全然わかってないんだ!絶対にぼくはあいつを許しません!!」
その後も父親の話が続きました。実家は不動産業をしているらしく、その父が社長をしているそうです。お母様は亡くなられたみたいで(いつ、なにで亡くなられたのかはわかりません。)、亡くなられたすぐに、以前から不倫関係にあった女性と再婚したそうです。
彼「ちょっとトイレ行ってきます」
彼はふらふらと、おぼつかに足取りで席を立ち、トイレに向かっていきました。
・・・ちょっと、なんかすごすぎる、この話。
奥さんが亡くなったすぐに不倫相手と再婚。たしかにこれは、息子としてはなんとも許せない話です。
でも、この話に、どういったらいいのか・・・
なにも返せず、私はただ、うんうんと彼の話を聞くだけでした。
後半、私は妙にお酒の酔いが醒めてしまいましたが、彼はふらっふらになりながら帰って行きました。
実はお酒そんなに強い人じゃなかったのかな。私に合わせてくれたのかな、やさしいひとだったのかな。
でも、父親のことすごく憎んでたな。自分の父親のこと「あいつ」って言ってたし。
このひとと結婚したら、そのお父さんが、私のお義父さんになります。
いやー・・・、やっぱりそれは・・・なぁ。
家族仲は良いに越したことはない。
いや、むしろ仲良くやっていきたい。
結婚後はお互いの親を大切にして、仲よくやっていきたいと思っています。
彼の気持ちに、とても共感できそうにありません。
離婚歴があったけど、これが関係してるのかなぁ。
そこらへんは全然知らないまま、彼とはちょっとずつメール頻度も減り、そのまま消滅となりました。
べろべろに酔っぱらったから聞けた話だけど、べろべろにならなかったらもっと仲良くなったかなぁ。
いやいや、彼氏じゃなく、これは旦那探しなのだから。
これでよかった。
よかったんだ。と、思う。
今回の教訓。
お酒は本音が聞ける良いもの・・・でしょうか。
お酒はほどほどに・・・でしょうか。
どうなんでしょうか。今後の課題です。
さ、次。
いいなって思う人に次出会えますように。