縁結びの神社といえば、出雲大社が有名ですが、出雲まで行くならぜひ八重垣神社にも行きましょう！
神社の主祭神は日本神話きっての有名夫婦「スサノオ」と「クシナダヒメ」の夫婦神。
実はなんともドラマチックな逸話のある夫婦の神様なんです。
アマテラスの弟神のスサノオは放浪中に、ある夫婦が娘を毎年怪物の生けにえに差し出していることを聞き、その怪物・ヤマタノオロチと戦う代わりに夫婦の最後の娘、クシナダヒメと結婚する約束を交わします。酒をつかった奇策によってヤマタノオロチを倒し、命を救われた美しい娘・クシナダヒメは約束どおりスサノオと結婚しました。
スサノオとクシナダヒメは日本で最初の結婚式を行った夫婦神様と伝えられており、その二人の力をお借りできる八重垣神社は縁結びや安産祈願に効果テキメンです！
■『鏡の池』の縁占い
毎朝クシナダヒメが身支度をして姿を映したとされるのが「鏡の池」。神社の奥の森の中にあるとても澄んだ池です。
この池では専用の占い用紙に硬貨を一枚のせて池に浮かべ、沈んだ時間と沈んだ場所により
「良縁と出会うまでの時間」「良人との距離」を占うことができるんです。
沈む時間がはやいほど結ばれる時間もはやく、近い場所で沈むほどお相手は近くにいると教えてくれます。
また、紙には「縁結びのアドバイスと良縁のある方角」の文字が浮かび上がるのでよ～くチェックしましょう。
■連理の玉椿
さらに忘れず見ておきたいのが「連理の玉椿」と呼ばれる夫婦椿です。
これは根元が二本ある椿が絡み合い、一本の幹を成しているという木です。不思議なことに木が枯れてもふたたび別の椿がこの形となるらしく、境内には三本の夫婦椿が確認できます。
離れることなく互いに寄り添う姿に、夫婦円満を願う人が後を絶えないといわれています。
日本神話でも特に有名な夫婦の力をお借りして、ステキな縁にめぐり会いたいものですね。
参考：
八重垣神社｜島根県松江市観光公式サイト
出雲国神仏霊場-八重垣神社
八重垣神社[神々のふるさと山陰]
縁結び八重垣
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